宝くじの怖い話5「強欲な若妻」
ブラジル出身のレンヌ・セナは肉屋で働いていたが、糖尿病が悪化して両足を切断することになり、仕事をなくしてしまった。
生活費のために露天商をはじめたが、妻は子供をつれて出ていってしまいドン底に。
そんなレンヌだったが、2005年に宝くじで1680万ドルの大金を手にした。
すると、大金を手にした彼には25歳も歳下のアドリアーナ・アルメイダという彼女ができて、すぐに結婚。
若妻のアドリアーナは財産の管理をするようになり、まさにやりたい放題。
彼女は夫を説得し、遺産の半分をアドリアーナに残すと遺書を書かせ、夫の銀行口座から大金を引き出し、自分の口座に移動させた。
しかし、アドリアーナが勝手に不動産を購入していたことを知ったレンヌは激怒し、妻の浮気も疑い始めた。
レンヌは遺書からアドリアーナの名前を外すと宣告すると、彼女は家出してしまった。
数日後、レンヌが行きつけのバーを訪れると、武装した二人の男が現れ金銭を要求。
手持ちの金を奪うと、レンヌを射殺して逃走した。
警察の捜査で、この殺人はアドリアーナが腹いせに計画していたことが判明し、彼女は逮捕。
懲役20年が宣告された。
宝くじの怖い話6「少女のハニートラップ」
リー・コストは宝くじで25万ドルを手にすると、すぐに仕事を辞めて贅沢な暮らしを始めた。
しかし、彼があぶく銭を手に入れたことは広く知れ渡り、自宅には何度も強盗が押し入り、現金数千ドルや高価なジュエリーが盗まれた。
ある日、リーは美しい10代の少女と出会う。
ディナーを食べた後に二人で自宅へ戻り、ベッドルームでくつろいでいると、そこに3人組の強盗が現れた。
強盗はリーをピストルで殴り、自宅から金品を盗み出すと、最期は彼を射殺してしまった。
少女と3人組の強盗は最初から手を組んでいて、計画的に大金を手にすると、リーのジャガーを盗んで逃走。
しかし、逃走中に警察から止められスピード違反で捕まったことから強盗が明らかになり即逮捕。
少女と強盗3人組には、懲役23年と終身刑が言い渡された。