【閲覧注意】海外の怖い話は結末が最悪…ゾッとする短編怪談まとめ①


第9話「深い森の小屋」

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「あなた起きて」

妻が肩を揺するので私は目を覚まし、朦朧としながら小屋の中を見渡した。

暖炉の火は燃え尽き、もう娘はベッドで寝ているようだ。

「こんな遅くに、誰かがドアをノックしているようなの」

確かに、何かがドアを叩いている。

斧を掴んで立ち上がり、そっとドアを開けると、そこには10歳くらいの少年が立っていた。

少年は私を見て驚き固まっている。

しかし次の瞬間、男の子は森の中へ全力で駆け出した。

後を追いかけたが少年の足は早く、すぐに見失ってしまったが、近くで転ぶ音がしたので、簡単に見つけ出し問いただした。

「何で、あんないたずらをしたんだ!?」

少年は震えながら答える。

「そうしろって…パパに言われたんです」

嫌な予感がした。

「でも…なぜそんなことを…」

「おじさんを小屋から追い出すためだって」

私は妻と娘のいる小屋へ急いだ。

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第10話「腕時計」

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彼は10歳の誕生日にプレゼントで腕時計をもらった。

それはプラスチック製のデジタル時計で、見た目はごく普通。

しかし、デジタル表示は膨大な時間をカウントダウンしている変わった時計だった。

「そこに表示されているのは、お前がこの世界で使える残り時間だ。賢く使えよ」

父親は息子に告げた。

少年は成長して青年になり、何にでも全力で取り組んだ。

休みがあれば山に登り、海を泳いだ。

友人たちとの会話を楽しみ、恋人を愛した。

男は自分に残された時間を知っていたため、何も恐れるものはなかった。

そして青年は、全力で人生を駆け抜け、いつしか老人になった。

10歳の時にもらった腕時計に表示された時間は残りわずか。

自分の最後を見届けるためにやって来た、古いビジネスパートナーで、かけがえのない友人と握手。

息子を抱きしめ、妻の額にキスをした。

年老いた男は微笑んで目を閉じた。

その時、時計は一度だけアラームを鳴らしてデジタル表示は消えた。

しかし、男は死ななかった。

体に異常はなくピンピンしている…

この時、男は生きていることに喜びを感じたと思いますか?

いいえ、その時、はじめて男は死の恐怖に震えたのです…

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海外の短編怪談の第2段はこちら…

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