髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」少女のモジャモジャな日常

こちらの少女はオーストラリアのメルボルンに住む7歳のシーラ・インちゃん。

髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」の少女

彼女を見れば、誰だってボリューミーなヘアスタイルに目がいってしまいます。

ただ、彼女はオシャレのためにワザと髪の毛をフワッフワにしてるわけじゃないんです。

シーラちゃんは、これまでに世界で約100件しか報告されていない超レアな髪の毛の奇病「櫛でとかせない毛髪症候群(Uncombable Hair Syndrome)」の一人。

髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」

大抵の人の髪の毛は、まとまって同じ方向に伸びていきます。が、非常に珍しい髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」では、多方向に向かって髪の毛がデタラメに伸びていくため、文字通りクシで髪の毛をとかすのも非常に困難です。

髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」の少女

シーラちゃんが生まれたての頃は、髪質に問題があるようにはだ見えなかったそうですが、生後3ヶ月ころから両親は「あれ???」と首を傾げ、次第に重力へ逆らうように娘の髪の毛は自由気ままに伸びていったとか。

髪の毛の奇病「クシでとかせない毛髪症候群」の少女

周りの大人や子供が自分の髪型を珍しがるため、シーラちゃん自身も4歳の頃から髪質を気にし始め、幼いながら悩んでいたそうですが…