2021年10月11日の「国際カミングアウトデー」に、衝撃的なカミングアウトをしたのは、アメリカの老舗出版社DCコミックス。
DCコミックスの看板アメコミヒーロー スーパーマンは「バイセクシャルだ」とカミングアウトして、世界中が騒然。
この設定を受け入れることが出来ない、保守的なファンからの反発は大きく、作者のトム・テイラーや作画スタッフに対する脅迫や殺害予告も出され、警察が身辺警護に動き出した。
スーパーマンバイセクシャル騒動で殺害予告!?
アメコミを代表するヒーロ、スーパーマンが誕生したのは、今から80年以上前の1938年。多くのアメリカ人にとって、スーパーマンは子供の頃から親しんできた普遍のヒーロー。
それだけに、DCコミックスが公表したスーパーマンと男性記者ジェイ・ナカムラとのキスシーンは、大きな波紋を呼んだ。
時代に沿った変化を歓迎する人達がいる一方…
「スーパーヒーローにセクシャリティ問題を持ち込むな!」
「読者は悪者と戦うヒーローが見たいんだよ!」
「伝統あるヒーローを破壊するな!」
「人口の0.01%を喜ばせるために作品を台無しにするのか?」
などの批判が、ソーシャルメディアを中心に殺到。作者のトム・テイラーとスタッフに対する脅迫もあり、いまだに騒動は収束していない。
2021年11月16日に発売される「スーパーマン:サン・オブ・カルエル」の最新エピソードで、スーパーマンのジョン・ケントと男性記者ジェイ・ナカムラとのデートシーンなどが描かれるそうで、警察は作者やスタッフへの襲撃を警戒。
ロサンゼルスの作画スタジオや、スタッフの自宅などで警察が警備体制を強化している。
11月16日前後にスーパーマンのセクシャリティが引き金となって、何か起きてしまうのか…?
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