2006年に日本へ上陸して、一時期は長蛇の列ができるほどの人気だったクリスピークリームドーナツ。
今年は日本上陸10周年となるアニバーサリーイヤーなんですが「店舗が大量閉店してる」なんてネガティブなニュースも...
さらに、つい先日のことですが、本拠地アメリカでクリスピークリームドーナツを相手取った集団訴訟が持ち上がってしまいました。
その訴訟額は、なんと500万ドル!!!!!
日本円でおよそ5億4000万円だから話は穏やかじゃありません。
「客を騙すんじゃねぇ!!!」アメリカ人の主張
このクリスピークリームドーナツ集団訴訟では何が問題になっているのか?
ブルーベリードーナツにブルーベリー入ってないじゃん!!!
集団訴訟の中心人物で原告のジェイソン・サイダンさんは、ブルーベリーが入っていると信じてクリスピークリームドーナツの商品を購入。
しかし、実際にはドーナツに本物のブルーベリーは使用されていなかった。
人口着色料やコーンシロップなどでブルーベリー風に仕上げていたと知ったジェイソンさんは「不当表示で客を騙してる!!!」と怒り心頭で訴訟に打って出たのです。
オレはドーナツの中にプレミアムなフルーツの成分が入っていると信じてたんだ。
でも実際には、栄養学的に品質の悪い成分しか含まれていなかったんだぜ!!!
確かに、天然のブルーベリーには特定の癌や血管疾患の発症を制限する働きなんかもあるそうですが、そこまで人工的に再現できません。
このこと知ってたらオレは買ってなかったよ!!!
って本当かよ!?
いやいや、そもそも大衆的なチェーン店のドーナツに、ヘルシーさやプレミアムを求めるのもどうかと思うのですが…
この他にも、不当表示の疑いがかけられているのは「チョコレートアイスラズベリー」「グレーズラズベリー」「メープルアイスグレーズ」「グレーズブルーベリーケーキ」などで、同様の理由でラズベリーやメープルシロップも本物が使われていないのはけしからんと、原告団は主張。
今後、この件はカリフォルニア州の裁判所で争われるようですが、いったいどうなるのでしょうか?
ちなみに現在のところ、クリスピークリームドーナツ側は、この件に関してノーコメント。