1967年に公開されたディズニーのアニメ映画「ジャングルブック」の主人公モーグリは、生後間もなく黒ヒョウのバギーラに拾われ、狼に育てられた。
もちろんモーグリは想像上のキャラクターで、人間の子供が野生の動物に育てられるのは現実的ではない。
ところが、つい先日、インドで動物と生活を共にしていた少女が発見された。
サルに育てられた少女を保護
Photo|dailymail.co.uk
今から2ヶ月前のこと。
ネパールとの国境に近い、インド北部に位置する野生動物の保護区域で、一人の少女が発見された。
推定8歳の少女はサルと一緒にいるところを偶然、付近に住む木こりが発見。
少女を助けようと近づいたところ、サルの集団に襲われかけたために警察へ通報。すぐに現場へ駆けつけた警察によって少女は保護された。
警察官のディネシュ・トリパシは、少女を発見した時を、こう振り返る。
「彼女はサルに囲まれながらも、怯える様子はなく溶け込んでいるようでした。第一発見者の木こりが彼女を救出しようと近づくと、サルの集団に襲われかけたそうです」
その時の少女は目に見えて痩せ細り、衰弱した状態だったため病院へ搬送。
インド政府が運営する病院で治療を受け、徐々に健康状態は回復していった。
まるでサルのように振る舞う少女
Photo|dailymail.co.uk
保護された当時の少女は手を前足のように四足歩行し、言葉は全く喋れず、人間を見ると強く警戒した。
しかし、病院で治療を受けながら人間と接するうちに足だけで歩くようになり、人間への警戒心は薄れつつあるようだ。
病院の最高責任者D.Kシン医師も、当初、まるで動物のように四足歩行し、床に皿をおいたまま犬のように食事する少女には驚きを隠せなかったそうだ。
「まだ彼女は話すことが出来ないが、若干、私たちの言葉は理解しているようで笑みを浮かべることもあります」
こちらが、実際に保護された少女を撮影した映像。
まるで、サルの雄叫びのように金切り声を発し、医師を威嚇しているようにも見える。
医師によれば、現在でも彼女は発作的に怒り暴れだしたり、人間に怯える素振りも見せるそうだ。
一体、少女は何者なのか?
警察が捜査を進めたが、どれほどの期間サルと生活を共にしていたのか、家族がどこにいるのかなど、詳しいことは2ヶ月経った今でも明らかになっていない。
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