テレビ番組で芸能人が様々なダイエットにチャレンジして、見違えるように痩せた姿を見せる企画も未飽きた感がありますが、それだけ「私も痩せたい!!」と思ってる人が多いのでしょう。
結局のところ、ダイエットでいちばん重要なのは「どうやってモチベーションをあげるか」に尽きるんじゃないでしょうか?
実は、この難題に、ある中国企業が一つの答えを出したようです…
1キロ痩せたら1600円!?
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中国の西安市で投資コンサルティング会社を経営するワン・シェバオ社長は、今年の3月から、斬新な社内制度を導入しました。
それは「社員が体重を1キロ減らすごとに報酬100元(約1600円)」制度。
つまり「お金出すから、社員みんなで痩せようぜ!!!」ってことなんです。
なぜ、報酬を出してまで社員をダイエットさせようと思ったのか?
「自分も社員も、勤務時間中はほとんどデスクに座ったままで体を動かすこと無く作業しています。
しかも、みんな食生活が不健康でブクブク太ってしまったんです」
太りゆく社員を見かねたワン社長が、この「痩せたら賞金制度」を導入すると、社員たちは競うようにダイエットにチャレンジして、結果を出しているそうです。
金の力で結果にコミット!?2ヶ月で20キロ減も
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今年の3月から始まったこの制度は、毎月、体重が何キロ痩せたかに応じて賞金が支払われるため、社員の半数以上はダイエットに成功しているそうです。
若い女性社員のチョウ・ウェイさんは、わずか2ヶ月で20キロものダイエットに成功。
これだけで2000元、約33,000円ゲットで身体も健康になって、まさに一石二鳥。
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「今日のランチは、マッシュルームの揚げ物と卵です。
以前は毎食お肉を食べていたんですけどね」
多くの社員がダイエットに成功して現金を手にしている中、言い出しっぺのワン社長は、痩せるどころか、全くダイエット出来ていないそうです。
まあ、既に大金を稼いでる社長には、1キロ1600円ほどの報酬ではモチベーションが上がらないっすよね...?
余談ですが、生活水準の上がった中国では肥満も急増中で、2030年には、中国の子供の4人に1人が肥満になるという予測も出てるとか。