味はもちろん、スイーツは見た目も重要です。
テレビや雑誌なんかで紹介される、有名パティシエがプロデュースしたスイーツなんかは、見ただけで美味しさがビンビンに伝わってきて、ヒットするのもうなずけます。
そんな「スイーツのビジュアル」に関して、タイで炎上騒動が勃発しているようです…
あまりにリアルな子犬のプリン
タイでは、庶民の定番スイーツとしてココナッツクリームのプリンが好まれています。
花の形をしたものが定番で、カラフルに着色したものが屋台などでも売られています。
このココナッツプリンに一石を投じるスイーツ店が現れました。
バンコクの北部に位置するパトゥムターニー県のスイーツ店Wilaiwanでは、ある動物の形をしたプリンを販売し、ネット上で賛否両論の大きな話題となっている。
それがこちら...
なんと、このスイーツ店は、超リアルな子犬の形をしたプリンの販売を開始。
シワの感じや表面の質感など、今にもムクッと起きて動き出しそうな子犬プリンがSNSに投稿されると、またたくまに拡散され、店のFacebookには大量のコメントが寄せられました。
例えば、日本の「どうぶつビスケット」なんかは、動物の形をデフォルメしているので気になりませんが、ここまでリアルに再現されたスイーツには嫌悪感を抱く人も多く賛否両論。
「ヌルヌルした可愛いワンちゃんを食べてみたーい」という人がいる一方で、「私の飼ってる犬に似てるから絶対食べられない!!」と、拒否反応を示す人も。
筆者は特に犬が好きというわけではありませんが、この子犬プリンにスプーンを突き立てるのは、どうも気が引けます…
店主は炎上狙いで大成功!?
型に流し込んで作っているそうで、値段は1つ25タイバーツなので、約81円ほど。
口コミによれば、ココナッツプリン自体は、とても美味しいそうですが...
このプリンを手掛けたスイーツ店オーナーのウィライワンさん(30歳)は、ネット上で賛否両論のバズを巻き起こしたことで、ビジネスとして大成功だと満足気。
スイーツの分野で炎上マーケティングが本当に有効なのか、定かではありませんが、あなたはこの子犬プリンを食べたいと思いますか?