テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子」やフジテレビ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」など、テレビ離れが進んでいる時代に、医療ドラマは多くの視聴者から支持を集めて高視聴率を記録しています。
Free-Photos / Pixabay
やはり「死の淵からの生還」や「生きることの喜び」は、見ている人にとっても他人事ではないため、グッとくるのでしょう。
しかし現実には、医療の現場全てがドラマティックなわけではありません。
ときには大門未知子が顔をしかめるような患者も、搬送されてくるのです…
少年の尿道に無数の白い影!?
中国の浙江省温州市。
先日、小児科のワン・ヨンバオ医師の元に1人の少年が診察に訪れました。
ピピという名の11歳の少年の尿道は腫れ上がり血尿が酷いとのこと…
ワン医師は少年の股間をレントゲンで撮影。
「にょ、尿道に…何かがある…」
Photo|metro.co.uk
レントゲン写真には無数の白い影が…
実は、この時ピピ少年の尿道に入り込んでいたのは「バックボール」と呼ばれる小さな金属磁石の粒。
イメージの沸かない人は、こちらの動画をご覧ください。
合計で26個もの小さな粒が少年の尿道を塞いでしまい、腫れや血尿の原因となっていたのでした…
考えよう子供への尿道教育
Photo|metro.co.uk
今週、緊急で手術が行われ、ピピ少年の尿道からは無事に全ての磁石玉が取り除かれたそうです。
「磁石の玉10個は、少年の膀胱内に達していました。すでに少年は帰宅していますが、完治するには約半月ほどかかるでしょう」
ワン医師によれば、このようなケースは珍しいことではないそうです。
ピピ少年と同様に「好奇心が強い」「人体への知識が浅い」などの理由で尿道へ異物を入れてしまう子供は意外と多いとか。
小さなお子さんへの尿道教育の大切さ、勉強になりましたね。
こんな中国の仰天ニュースも!?
https://bq-news.com/bq170810b