仰天医学|脳腫瘍の手術中にサックス演奏!音楽家の脳を徹底リサーチ

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2015年のニューヨーク。

当時25歳のダン・ファビオさんは、音楽強であり、サックス演奏者として活動していた。

手術中にサックス演奏

Photo|YouTube

音楽に人生をかけていたダンさんだが、その体に異変が起こる。

突然、幻覚が見えたり、幻聴が聞こえたり、激しい目眩や吐き気に襲われるようになった。

サックス演奏にも支障をきたすため病院で診察を受けると、脳腫瘍と診断されてしまった…

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脳の動きを徹底リサーチ

「まだ25歳だったのに、脳腫瘍なんて信じられなかったよ。これまで健康には全く問題なかったから、初めて目の前が真っ暗になったよ」

診断の結果、ダンさんの脳腫瘍は幸いにも良性。

ただ、その腫瘍は小さな頃からダンさんの脳内で少しずつ大きくなっていき、2015年に自覚症状として幻覚や吐き気を引き起こすようになった考えられている。

そのため、症状を回復する唯一の方法は外科手術による腫瘍の切除しかないが、脳は非常に複雑でデリケートなため、万が一サックス演奏に欠かせない部分を傷つけてしまうと、ダンさんの音楽家生命は立たれてしまう。

そんな最悪の事態を避けるため、手術に向けて特別な検査が始まった。

手術中にサックス演奏

Photo|YouTube

ダンさんの手術をサポートすることになったのはニューヨーク州のロチェスター大学で音楽理論を教えるエリザベス・マービン教授と同大学で脳科学の研究を行うブラッド・マオン准教授。

外科医ではない2人が検査を行うのは、ダンさんの演奏時の脳の動きなどをスキャンして、手術の時にガイドとなる脳のマップを作成するためだった。

「人間の脳の働きは、ほぼ同じですが、人によって身体を動かす指示を出している部分が数ミリから数センチ異なる場合もあります。そのため、脳を手術する前に詳細な検査を行うことは、とても重要です」(ブラッド・マオン准教授)

こうして、ダンさんの脳の動きが徹底的にリサーチされ、手術で傷つけてはならない部分を把握した上で、ロチャスター大学の神経外科医ウェブ・ピルチャー博士によって脳腫瘍の切除手術が行われた。

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