インドの密林で12匹のサルが1ヶ所で死亡しているのが発見された。
密猟者に撃たれたような形跡もなく、外敵に襲われた様子もない…
映画ファンなら「12匹のサル」と聞いて「12モンキーズ」を連想する人も多いハズ。
1995年に公開されたテリー・ギリアム監督、ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット出演の映画「12モンキーズ」は、ウイルスによって人類の99%が死滅した世界を描いたSF映画。
その中でウイルスを散布したとされるのが「12モンキーズ」と名乗る集団だった。
今回のインドの密林でのサルの突然死も「ウイルスが原因か…」と勘ぐる意見もあるが、どうやら死因は異なる。
※ここから先を読み進める方は、閲覧注意、自己責任でお願いします。
リアル「12モンキーズ」事件発生
12匹のサルが折り重なるように死亡していたのは、インド北部のコットワリ・モハンマディ地域に位置する密林の中。
「サルたちはトラへの恐怖から心臓発作を起こしたんだ」
そう語るのは地元の獣医サンジーブ・クマー氏。
当初はサルが毒物を口にした可能性が示唆されたが、検死によって、サルたちが心臓発作によって死亡していたことが明らかとなった。
この地域は野生のトラも多く生息していて、サルにとっては天敵中の天敵。
サルの死亡推定時刻の頃にも、周辺でトラの大きな鳴き声を聴いた人物がいるため、恐怖したサルたちが集団パニックで心臓発作を起こしたのだろうとクマー医師は推測している。
こちらが、サルたちの死亡していた現場を撮影した映像なので、自己責任でご確認ください。
果たして、12匹のサルはトラへの恐怖から心臓発作を起こしたのか?
野生動物の専門家の中には、懐疑的な人達もいる…