タクシー運転手が夜中に女性客を乗せ、しばらく走って後部座席を見ると、そこには誰もいなかった…
カーナビの指示通りに走行していたら、崖から落ちる寸前だった…
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そんな車にまつわる怪談話を思い出してしまうような事件が、数日前にオーストラリアで発生しました。
車を運転していたドライバーには、何度も不気味な叫び声が聞こえてきたそうです…
不気味な声の意外過ぎる正体は…
オーストラリア南部の都市アデレード郊外でのこと。
ある人が自宅から車に乗って外出すると、しばらくして何やら不思議な音が聞こえることに気付いたそうです。
車の外から時々聞こえてくる何かの鳴き声…
気のせいかと思い、そのまま車を走らせても、止まること無く何かの声はドライバーの耳に届いてきたとか。
さすがに気味が悪くなったドライバーは車を停車し、異常がないか車体を点検すると驚きの事実が発覚!!!
Photo|mirror.co.uk
なんと、車のタイヤと車体の、わずかな隙間に一匹のコアラを発見したのです!!
運転中のドライバーが耳にしていたのは、自分の体の直ぐ側で回転するタイヤに怯え、助けを求めるコアラの悲痛な叫び声だったのでした…
動物レスキュー出動
Photo|mirror.co.uk
ドライバーからの通報を受け、現場に駆けつけたのは動物レスキューのジューン・ブリスターさん。
「このようなケースは初めて見ました。信じられないほどレアな出来事ですよ」
動物レスキューが驚くようなシチュエーションで発見されたのは野生のメスコアラ。
駐車してあった車のタイヤで遊んでいたら、ドライバーが気づかずに運転させてしまい、10マイル(約16km)ほど車体にしがみついた後に救出されたのでした。
「タイヤと車体の非常に狭い隙間に潜り込んでいたメスコアラは明らかに怯えていて、少し泣いているようにも見えました。毛が焦げたような臭いもしていたので、すぐに獣医のもとへ連れていきました」
獣医に保護されてから48時間後、すっかり回復したコアラは、スルスルと素早く木を登って自然に帰っていったとか。