「一体…これは何だ…?」
つい先日、フィリピンのレイテ島で海に囲まれて暮らす人々でさえも首をかしげる「謎の巨大生物」がビーチに打ち上げられた。
全長は、およそ10メートル。
死亡してから時間が経過して腐敗が進んでいるため、一体、どこが顔なのかもハッキリしない…
これは海中に生息する未確認生物の成れの果てなのか?
言葉にできない悪臭
偶然に近くを通りかかって写真を撮影したカスピストラノさん42歳は、不気味な死骸に戸惑った。
「たまたまビーチで発見して数枚の写真を撮影しましたが、正直この生物が何なんのか、さっぱり分かりません。
こんな大きな生物の死骸は今まで見たことなかったから、本当に驚きました」
さらに、この巨大生物の死骸には大きな特徴が…
「臭いが本当に酷かったんですよ。もう言葉で説明できないほどの悪臭でした」
臭すぎて危険!!
ビーチに打ち上げられた謎の生物の調査を担当することになったのは水産資源局のジュリアス・アルピノ氏。
海の生物に見識の深いジュリアス氏も、腐敗の進んだこの巨大生物の識別には自信が持てないそうだ。
地元政府は、当初、この謎の生物の死骸を回収して処分しようとも考えたが、あまりにも臭いが酷く、人体への悪影響の可能性も考慮して海へ送り返すことにしたとか。
結局、この生物が何だったのか正確にはわからなかったが、「UMA」を語る上で「悪臭問題」は避けて通れない…