ゲーム依存症で失明!スマホゲーム長時間プレイで中国人女性に最悪の事態

2017年10月1日…

中国広東省の中央に位置する東莞市に住む21歳の女性は、朝目を覚ますと、すぐに身体へ異変を感じた。

「右目が見えない…」

女性は両親に連れられて、すぐに病院を訪れ眼科医の診察を受けると「網膜動脈閉塞症(もうまくどうみゃくへいそくしょう)」と診断された。

スマホゲームで失明

Photo|worldofbuzz.com

これは、目の網膜を流れる動脈が詰まってしまい、血液が行き渡らなくなってしまう症状。

血液が正常に流れないと、網膜の細胞は酸素不足で死滅してしまうため、最悪の場合、視力を失ってしまうこともある。

この症状は高齢者に多く、糖尿病などと併発する人もいるが、なぜ、21歳の若い女性に網膜動脈閉塞症が起きてしまったのか?

その原因は「スマホゲーム」だった。

スマホゲーム依存症の悲劇

21歳のウーさんは、金融関係の会社に務めるOL。

そんな彼女がハマっていたのは「王者栄耀(おうしゃえいよう)」というスマホゲームで、これまでに2億ダウンロードを記録している中国で大人気のタイトル。

ウーさんは仕事が終わって帰宅すると、連日のように7〜8時間、途中で休憩もとらずに、スマホの小さな画面を見つめながらゲームの世界に没頭し、疲れ果てて眠りに落ちた。

診察した医師の見解では、小さなスマホを長時間見続けた事で、目に多大なストレスが蓄積されたことが原因だろうとのこと。

スマホゲームだけなく、金融関係で仕事をしていたウーさんは、仕事柄、一日中パソコンの画面を見続けているため、一日中、デジタル画面を見つめ続けて、眼精疲労も限界を迎えてしまったのだろう。

「休日は朝6時に起きて朝食を食べてから午後4時頃までゲームをします。そして、少し何かを食べて仮眠を取ってから、深夜2時頃まで再びゲームをします。ゲームをストップして食事することが面倒臭くなることもありました」

現在でもウーさんは入院して治療を続けているが視力回復の見込みはたっていないと言う…

高橋名人は正しかった!!

スマホゲームで失明

Photo|worldofbuzz.com

報道によれば、失明する直前のウーさんは仕事が連休のため外出すること無く、ひたすらスマホでゲームをプレイし続けていたとのこと。

現在も入院中で治療を続けているが、彼女の視力が回復する見込みはたっていない。

このケースは中国でも大きく報道され「スマホゲームは30〜60分まで」「頻繁に目を休めよう」などとゲームに夢中になる人達へ警告している。

そこで思い出されるのは、あの人の言葉。

かつてファミコン少年たちのカリスマだった高橋名人が口を酸っぱくして言っていた「ゲームは1日1時間」は間違っていなかったってわけだ。

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