イングランド南部の都市ボーンマス。
ここに、街の人達から愛される、オスのゴールデンレトリバーが1匹。
彼が人々の注目を集めるのには理由があった。
「鼻が2つある」からだ。
愛され犬ウォリス

Photo|YouTube
「ウォリスが子犬の時に里親になったの。もちろん決め手は鼻よ」
子犬の時からゴールデンレトリバーのウォリスと生活している飼い主のラナ・カリーさんが言うように、ウォリスの鼻は普通とは異なる。
これは「完全口蓋裂(かんぜんこうがいれつ)」と呼ばれる症状で、本来は母親のお腹の中にいる時に結合するはずの口唇や鼻が裂けた状態で生まれてくること。
ウォリスも鼻が左右で結合せずに生まれたため、まるで2つの鼻を持っているように見えるが、鼻の形状以外は何ら健康上の問題もなく、飼い主のラナさん一家を始め、周りの人達から愛情を受けて毎日ハッピーに暮らしている。
はしゃぐウォリス

Photo|YouTube
「ウォリスはとても愛らしくて、唯一無二のゴールデンレトリバーです。うちにはサニーという愛犬もいるんですが、2匹は切っても切れない大親友です」
コチラは、楽しそうに遊ぶウォリスの動画。
「ウォリスと一緒にいると大勢の視線が集まりますが、ウォリスは自分の見た目が変わってるなんて、気にもしてませんよ。ずっと今のままでいて欲しいんです」
初めて見た人でも、その不思議な鼻に見とれてしまうと言うウォリスはネットでも大人気。
「ウォリスの写真をネットに投稿すると、多くの人たちから『とっても可愛いね』ってコメントをいただきます。彼は多くの人から愛されているんです」