【ほん怖】心底恐ろしい海外の怖い話…ホラー過ぎる短編怪談まとめ③

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海外で「恐ろしい」と評判の短編怪談を紹介する、怖い話まとめシリーズ。

日本のネット上には、ユーザーが自作した怪談話が無数に存在し、中には定番として語り継がれる傑作も少なくありません。「怖い話まとめ」を見...
日本の怪談話では「無念の死を遂げた人の悪霊」や「この世の者ではない何か」など、実体の無い、見えざる力が恐怖の対象となることが多い。で...

今回も、日本の怖い話とは違った角度のホラーストーリー10編をどうぞ…

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第21話 「息子が見たカミナリ」

THUNDER

Pexels / Pixabay

郊外にある小さな牧場に併設された家へ、引っ越すことにしました。

辺りはとても静かなうえ、近所の人達は親切で、私と3歳の息子にとっての新しい住処として申し分有りません。

引っ越し当日は、近くを嵐が通過して激しい雷雨に見舞われたのですが、前年の離婚のストレスや私の過去を洗い流して精算してくれているように思え、個人的には清々しくさえありました。

息子も新居を気に入ってくれたようで、初めて体験する嵐や雷鳴を怖がるどころか大はしゃぎ。

その晩のうちに嵐は過ぎ去り、疲れた息子もベッドでグッスリと熟睡できたようです。

「窓からカミナリが見えたんだよ」

翌朝、機嫌よく起きてきた息子は、まだ昨晩のカミナリに興奮しているようでした。

怖がって泣き出すよりは、カミナリを楽しんでくれた方が、私も手がかからないなと、その時は、それほど気にもしなかったんです。

ところが、数日後の朝にも息子は同じことを口にしたのでした。

「窓からカミナリが見えたんだよ」

「それは…きっと夢を見たんだよ。だって昨日は嵐じゃなかっただろ?」

「ええ…そうなのかな…」

そんなにカミナリを見たのが嬉しかったのか、間違いを指摘された息子は、とても落胆していた。

「そんな落ち込まなくても、すぐに別の嵐がやってきて、またカミナリが光るよ」

それからしばらく、うちの周辺には一向に嵐はやってきませんでした。

にも関わらず、息子は週に少なくとも2回は、私に「窓からカミナリが見えた」と報告するようになったんです。

初めて体験した嵐の印象が強くて、息子はカミナリが光る夢を見るようになったのだと、私は解釈していましました。

しかし今思えば、もっと息子の言葉を真剣に受け止めるべきだったのです。

過去を振り返っても、何も解決しないのはわかっていますが、先日の朝のショックが頭から離れません。

コーヒーを入れて、ミルクを注いて、地方新聞を読んでいる時に目にした、うちの近所に住む小児性愛者の男が逮捕された記事を…

逮捕された男は、幼い男の子をターゲットに選ぶと、何日も家の外で張り込み、家族が寝静まると男の子の寝顔を写真で撮影する趣味があったそうです。

フラッシュを光らせて…

もちろん、この男に狙われた被害者の男の子の中には、考えるるのも恐ろしいイタズラを受けた子もいたとか…

男が逮捕される1週間ほど前、パジャマ姿の息子と、このような会話をしました。

「どうしたんだ?」

「もう窓からカミナリは見えないんだよ」

「それは安心だ。カミナリはどうなったんだい?」

「カミナリはね…僕の部屋のクローゼットの中にいるんだよ」

これから私は警察署に行き、逮捕された男が撮影した写真を確認しなければなりません…

第22話「キャンプの写真」

tent

RobertSedlakCz / Pixabay

都会の生活とは全く縁のない、田舎で育った私の楽しみは、ハイキングやキャンプなどのアウトドアが中心だった。

ある夏のこと、19歳の私は3泊4日でキャンプ生活を楽しむことにした。

とは言っても、自宅からそれほど離れていない、勝手知ったる森の中。

子供の頃から何度も訪れている、とても安全なエリア。

私はカメラを持って、4日間で風景写真ばかりを撮影し、家に戻ると早速現像した。

すると、その中に3枚だけ自分が撮影したはずのない写真が混ざっていた。

そこには、テントの中で寝ている私の姿が…

何も盗まれていないし、どこも傷つけられたわけではない。

しかし、毎晩テントで寝ている私のそばには…誰かがいた…

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