もしも、多数の乗客がいる電車内に大蛇が現れたとしたら…
普段、ヘビを目にする機会も少ない日本の都会なら、子供や女性は泣き叫び、軟弱な男は我先に逃げ出して車内はパニックになるのは避けられないでしょう…
そんな「電車内に大蛇出現事件」が現実となったのは、インドネシアの首都ジャカルタ。
電車内で大蛇パニック!!!

FrankWinkler / Pixabay
多くの乗客が乗るジャカルタを走行中の電車内で、1mはある大きめのヘビが突然出現して車内はパニック。
車両は緊急停車し、現場に警察官が駆けつけたのですが、ここで、まさかのハプニングが起きてしまいます…
けっこう大きめのヘビを目の当たりにした警察官がビビってしまったのです!!!
誰だってヘビは怖いもの…
市民を守るのが使命の警察官だって蛇に噛まれた時の痛さを想像してしまうと、足がすくんでしまうのも致し方ないのかもしれません。
しかし、車内のヘビをなんとかしなければ再び電車を走らせることも出来ず、ダイヤは乱れに乱れ、通勤客は会社へ辿り着けずジャカルタの経済活動はストップし、株式市場が崩壊してインドネシア経済が破綻…
大蛇ショックは私達の日本経済までも揺るがす事態に発展しかねません…
そんな最悪の事態を救ったのは、偶然、現場に居合わせたメガネの中年男性でした。

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男性はヘビに恐れること無く近づくと、掟破りの「尻尾掴み」からの…

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ビターン!!!!
まさに「チョウのように舞い、ハチのように刺す」で連勝の山を築いたモハメド・アリにも通ずる軽やかなヘビ退治。
その一部始終を撮影した動画がコチラ!!!
スーパーマンが普段は新聞記者だったり、バットマンが実業家と二足のわらじを履いているように、このチェックのシャツにリュックを背負った謎の男性も本当の姿は…
なんてアメコミに侵食された頭が勝手に妄想を膨らませてしまいますが、メガネの英雄は名前も名乗らず現場を去って行ったとか。
鉄道関係者によれば、一連の騒動の発端となったヘビは「乗客がバッグに入れて持ち込んだものが逃げたのだろう」とのこと。
もし、あなたが同じような状況に遭遇したときは、ジャカルタの英雄が教えてくれた「ヘビ撃退テクニック」を思い出してください…