大人「公園のゴリラ像は人種差別だ撤去しろ」→子供達「ゴリラ返せ」

テキサス州コルシカナの公園に設置されていた「ゴリラの像」を巡って、市民たちの間で意見の対立が起きている。

問題のゴリラ像は、檻の中に入れられて設置されていた通称ドビー。

公園のゴリラ像は人種差別なのか

ゴリラのドビーは、18年ほど前から公園に設置されていて、地元の子供達から親しまれていた公園のシンボル。

しかし昨年末からゴリラのドビーに対して「不愉快だ!!」「人種差別の象徴だ!!」などの苦情がコルシカナ市議会に相次いだ。

公園のゴリラ像は人種差別なのか?

公園のゴリラ像は人種差別なのか

公園で遊ぶ子供たちの安全に配慮して、檻の中に入れていたドビーだが「黒人奴隷を連想させる」などの指摘が…

コルシカナのドン・デンボウ市長によれば「私たちは全ての市民の声に耳を傾ける必要があります。特に公共の場では市民が何を感じるか判断しなければならないので、苦情も理解しています」とコメント。

この苦情に押し切られる形でゴリラのドビーは撤去され、檻だけが公園に取り残されることになった。

ただ、この決定に多くの市民は納得していない。

毎日、公園で遊んでいた子供たちや、長年地元に住んでいてドビーに愛着を持つ大人たちが「ドビーを返せ!!」と抗議運動を開始した。

子供たち「ドビーを返せ」

つい先日までドビーの入っていた檻には、別れを惜しむメッセージが掲げられている。

そして、その檻の中で座り込んでいるのは、地元で生まれ育ったスティーブン・ロードさん。

「ただの子供のおもちゃだ。ドビーを差別的に見る人こそ、差別主義者だよ。ドビーが返ってくるまで座り込みを続けるつもりさ」

スティーブンさんだけではない。

公園のゴリラ像は人種差別なのか

公園で遊んでいる地元の子供達もドビーの檻に集まり、キャンドルに火を灯してドビーの返還を要求。

Facebookには「ドビーとの思い出」というページが開設され、地元で育った人たちが思い出の写真やエピソードを投稿している。

このように、返還を求めるドビー擁護派の声が想像以上に多かったようで、コルシカナ市議会では、ドビーの今後について慎重に話を進めている。

普通に愛着持っていたゴリラの像が、突然、差別の象徴として吊るし上げられるのは、人種問題以前に何だか不気味じゃない…?

source