北アイルランドのベルファストに住む84歳の男性は、数か月前から左半身の手足が不自由になり、日常生活の中で、よく転ぶようになった。
高齢による筋肉の衰えが原因か?
心配になった男性は病院で精密検査を受けると衝撃の事実が発覚した…
人体の怖い話「脳にブラックホール」
男性が精密検査で撮影した、CTスキャンの結果を見たフィンレイ・ブラウン医師は驚愕した。
なんと男性患者の脳には大きな空洞がポッカリと空いていたのだ。
Photo|thesun
ご覧の画像の黒い部分は、本来在るはずの脳みそが無くなっている状態。
右前頭葉に該当する部分で、人間の運動機能、記憶、言語、社会性、性的行動などに重大な役割を担っている。
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「男性の脳は明らかに異常な状態でした。もしかすると、以前に脳の手術を受けたことを、伝え忘れたのかと思ったんですが…」
しかし、男性の医療履歴からは、脳の空洞に繋がるような手術を受けた記録は見当たらなかった。
普通に生活していて、人間の脳の一部が本人も気づかない間に消失するなんてことがあるのだろうか?
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医師によれば、男性患者は精神的には安定しているが、言葉や表情に脳卒中の兆候と同じような症状が見て取れたとか。
MRI検査の結果、骨腫、もしくは良性脳腫瘍が原因で、頭蓋骨の一部が損傷を受けていることが確認され、患者の頭蓋骨から空気を抜く手術も検討されたが危険が伴うため、投薬によって脳卒中のリスクを減らす方向で治療を行っていくとのこと。
それから3ヶ月、男性の左半身の違和感は消え脳は消失したままだが健康を取り戻した。
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