「地球上の生物を人間と同じ大きさにした時に最も強い生物は何か?」
飲み会で無駄に盛り上がる最強生物トークですが、定番の候補として挙げられるのは「殺傷能力の高いカマキリ」「脚力のハンパないバッタ」など。
ですが、ここに「凶器攻撃あり」の特別ルールを加えると話は変わってきます。
カマキリやバッタが上手に凶器を使えないのは火を見るより明らかです。
そこで最強候補として急浮上してくるのが「カニ」です。
頑丈な甲羅と強靭なハサミで、そもそもの戦闘ポテンシャルも高いのですが、実は「カニがナイフ使いに長けている」ことが明らかとなりました!!!
ハサミでナイフ剣豪カニ!!
とんでもなく凶暴なカニが現れたのは東南アジアの中心マレーシア。

Photo|YouTube
なんと、自分の体長の倍以上はあるナイフを器用にハサミで持ち上げ、ブンブン振り回しているではありませんか!!!
もし、このカニが人間ほどの大きさならば、3m以上ある大剣を難なく振り回す生物界の剣豪と化すのは明らかです。

Photo|YouTube
この剣使いに長けたカニを撮影したのは、マレーシアの料理人で、おそらく自分の命が残り少ないと悟ったカニは、調理場のナイフで最後の抵抗を試みたのでしょう…
まるで「武士道とは死ぬことと見つけたり」の「葉隠」に通じる武士道精神に、日本の皆さんは涙が止まらないはず…
ただ、最後は人間相手に勝ち目がないことを悟ったのか、持っていたナイフを捨て、両ハサミを天高くあげて降伏。
まるで大河ドラマを1シーズン見終えた後のような、潔いエンディングに涙腺が崩壊してる人も少なくないでしょう…
もし近い将来、地球温暖化の影響でカニがみるみる巨大化した時には、カニのハサミに刃物が渡らないよう全力で阻止すことが人類の生き残る道だという事実は、皆さんの胸にそっとしまっておいてください。