アニメ「けものフレンズ」に登場するアライグマのアライさんは、すぐに暴走して騒動を巻き起こすトラブルメーカー。
本日の「けものフレンズ LIVE 大阪公演」会場限定で、12月13日発売のどうぶつビスケッツ×PPPの「フレ!フレ!ベストフレンズ」または「Japari Café2」いずれかをご予約にて、アライさんステッカー(ぱびりおんver.)をプレゼント!
無くなり次第終了となりますのでご了承ください。#けものフレンズ pic.twitter.com/3cfNIEv48O— けものフレンズ@公式アカウント (@kemo_project) 2017年12月2日
同じく、アメリカのオハイオ州ヤングスタウンでも、野生のアライグマが騒動を巻き起こしている。
なんと「ゾンビあらいぐま」が続々と出現して専門家も頭を抱える異常事態となっているとか…
恐怖!ゾンビあらいぐま事件
オハイオ州ヤングスタウンには、もともと多くのアライグマが生息しているが、普通は人間を警戒しているので、住宅街へやって来るのは夜間にゴミを漁りに来る時くらいで、目にする機会は少ない。
しかし、先月からヤングスタウンではアライグマの奇行が相次いで目撃されている。
72歳のロバート・コッギシャルさんは、先日、庭で愛犬と戯れていると、1匹のアライグマが近付いてくるのに気付いた。
昼間にアライグマと遭遇すること自体が珍しいうえに、一目見て近づいてくるアライグマが普通でないことを察して、ロバートさんは恐怖して、家の中へ愛犬と避難。
アライグマはフラフラとロバートさん宅の玄関前までやってくると、歯を剥き出しにして、恐ろしい表情を見せたと言う…
その時にロバートさんの撮影したアライグマがコチラ…
あらいぐまラスカルや、けものフレンズのアライさんのような可愛らしさは皆無で、その表情は狂気に満ちている…
「アライグマは2本の足で立ち、歯を剥き出しにして威嚇したかと思うと、背中から倒れて昏睡してしまったんですよ…しばらくすると再び立ち上がり、ゾンビのようにフラフラ歩いたり、歯を剥き出しにして昏睡したり、同じことを繰り返したんです」
ロバートさんによれば、ゾンビのようなアライグマは同じ行動を2時間も繰り返したとか…
地元の警察には、このような奇行を無限ループするアライグマに関する情報が、ここ3週間で14件も寄せられていると言うから、ただ事ではない。
まるでドラッグでもキメているかのようなアライグマたちは、地域住民から「ゾンビあらいぐま」と呼ばれるようになり、このような奇行の詳しい原因は、まだ明らかになっていない。
ただ、専門家は「ジステンパー」に侵されている可能性を指摘する…
ジステンパーでゾンビ化
ゾンビあらいぐまが次々と現れている原因として、野生動物の専門家は「ジステンパー」と呼ばれる病気に侵されている可能性を指摘している。
ジステンパーとは、ワクチンを受けていない犬が感染することで知られるウイルス性の感染症で、野生のキツネ、コヨーテ、スカンクなどにも伝染することが確認されている。
2003年にはロシアの都市ポークロフカへ、ジステンパーに感染した野生のトラが出現。
日中、人通りの多い道路上へやって来たトラは、周囲の人間に気付かないかのように呆然と座り込んでいたとか。
こちらは、ジステンパーに感染した犬の動画。
動物がジステンパーに侵されると、高熱を発し、鼻や口から体液をダラダラと流し、やがてウイルスに神経系がやられてしまい、発作を起こしたり、攻撃的になると言う。
オハイオ州ヤングスタウンのアライグマが、ジステンパーに次々と感染しているのか?
それとも新種のゾンビウイルスが蔓延しているのか…?
関連記事:海外で有名な怖い都市伝説10話