職業インフルエンサーを目指す人にとって、InstagramやTwitterに投稿する自撮り写真を「どれだけ盛れるか?」は最重要事項です。
盛られたら盛り返す、盛って盛られてフォロワーを奪い合うソーシャルメディアでの生存競争は熾烈を極めいます。
そんな盛り盛り社会を嘲笑うかのような作品をInstagramで公開しているのは、ウクライナ出身のオルガ・カメネスカヤさん。
欠点が見えるから美しい
オルガさんは、ガッツリ盛られた状態で販売されている「バービーシリーズ」などの人形のメイクを落とし、再塗装してスッピン状態を晒す作業をコツコツと続けているお方。
「理想的で完全に対象的な人形の顔は好きじゃないし、人間味がありません。誰にも気づかれないかも知れないですが、私はどの作品にも欠点を残しています。欠陥の美しさこそが、私の作品の持つメッセージなのです」
つまり、大量生産された顔よりも、個性的な欠点が見え隠れした方が美しく見えるってことなのでしょう。
盛り盛りメイクを落とした人形は、格段に目は小さくなって、そばかすなんかも目立ちますけど、ナチュラルな魅力にあふれています。
修正しまくった渾身の自撮りをあげてるのにフォロワーが増えなくて悩んでる方は、一度、スッピン写真にチャレンジしてみるのは、いかがでしょうか?