頭では他にやらなければならない事があるのだと分かっていても、睡眠時間を削ってまでスマホを触り続けてしまう「スマートフォン依存症」の増加は深刻だ。
厚生労働省が実施した調査によれば、中高生の8%はスマホでのネット閲覧に強く依存していることが判明。
あなたの周りにも、一日の大半をスマホの画面と向き合って生活している人が、一人や二人いるのではないだろうか?
そんなスマホ依存症への対策グッズとして開発されたある商品が、にわかに注目を集めている。
強制的に生活からスマホを切り離すガジェット
アムステルダムのデザイナーチームが開発したガジェット「ディストラクタ・ゴーン」は、一見すると液晶の時計がついた小さな箱で、大きさはスマートフォンがスッポリ入るほど。
実は、この「ディストラクタ・ゴーン」は、設定した時間になるまでスマホを閉じ込めてしまうのが最大の特徴。
途中で急に調べ物がしたくなったり、誰かに連絡を取りたくなっても、物理的に箱を破壊する以外に取り出す方法はない。
つまり、金曜の夜にディストラクタ・ゴーンへスマホをいれてタイマーを48時間に設定してしまえば、スマホの無い週末を過ごすことが出来るのだ。
それほど長い時間でなくても「家族で夕食を食べる30分」「カップルで映画を見る2時間」など、時と場合によって生活からスマホの存在を切り離せるのだ。
キックスターターで出資者募集中!
現在、このディストラクタ・ゴーンは商品化に向けてキックスターターで資金を募っている。
目標金額は4万ユーロなので、スマホ依存症気味の方やデジタルデトックスに興味のある方は資金援助してみてはいかがだろうか?
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