新型コロナウイルスの感染者が急増しているドイツで、一家5人が遺体で発見される、痛ましい事件が発生した。
警察の捜査によると、この事件は一家の夫による無理心中であることが判明。
その原因には、ワクチン接種が関係していたようだ…
ワクチン接種証明書の偽造がバレて一家心中!?
2021年12月4日。40歳の夫婦と、まだ幼い3人の子供が遺体で発見されたのは、ドイツ北東部の都市ケーニヒス・ヴスターハウゼン。
警察が現場を捜査すると、この一家の夫デビッド(40歳)の書き残した遺書が発見された。
「私は、妻のためにワクチン証明書を偽造した」
2021年11月のドイツは、新型コロナウイルスの感染者が急増。対策として、ワクチン未接種者への行動制限が強化され、公共交通機関や飲食店の利用が制限されている。
夫妻は反ワクチン派だったようだが、妻リンダは大学で働いていたため接種証明書の提出を求められた。
そこで夫妻は、ワクチン証明書を偽造して提出。しかし、それが偽物だとバレてしまい、デビッドは焦った。
「私と妻が逮捕され、子供たちと生活できなくなることが怖かった」
ドイツでは2021年11月から、ワクチン証明書の偽造や提出は刑事罰の対象となることが決定。逮捕されれば1年以下の懲役刑と罰金が課される。
逮捕され子供たちと引き離されることに絶望したデビッドは、自宅で妻リンダ、そして3人の娘を射殺。そして最後に自分に引き金を引いて一家心中を遂げた。