つい先日、28歳のインド人男性に殺人罪で、終身刑が言い渡された。この裁判で注目されたのは、男が計画した殺害方法。
なんと男は毒蛇を利用して自分の妻の息の根を止めたのだ!!!未解決事件になることを目論んでいたのだが…
寝室で2度も毒蛇に噛まれて死亡した妻
2020年5月…
インド南部ケーララ州に住む25歳のウッタラさんが、実家の寝室で亡くなっているのを母親が発見。ベッドで寝ていたウッタラさんは、コブラに噛まれたことが原因で亡くなっていた。
インドでは毎年1万人もの人がコブラに噛まれ、多くの人が命を落としている。しかし今回、ウッタラさんが亡くなった状況は非常に不自然だった。
と言うのも、ウッタラさんは2ヶ月前にも就寝中に猛毒を持つラッセルクサリヘビに噛まれ、病院で生死の境を彷徨っていたのだ。
一命を取り留めて実家で静養中に、再び寝室で毒蛇に噛まれて死亡するなんて普通はありえない。
殺人事件として捜査に乗り出した警察は、真っ先にウッタラさんの夫、28歳のスーラジに疑いの目を向けた。
綿密な毒蛇暗殺計画
警察が亡くなったウッタラさんの夫スーラジの身辺を調べると、すぐに不審な点が見つかった。
スーラジのスマホの通話履歴からは、毒蛇を取り扱う業者に連絡を入れていたことが発覚。更に、インターネットの閲覧履歴からは、事件前に何度も毒蛇関連の動画を視聴していたことが明らかになった。
警察は、スーラジが妻の寝ている寝室に毒蛇を放って殺害したと断定。殺人罪で逮捕した。
毒蛇で妻を殺害した夫に終身刑
毒蛇を使って妻を殺害した容疑で裁判にかけられたスーラジは、無罪を主張。
一方、検察官は「容疑者は妻との離婚を考えていたが、結婚の持参金を手放したくなくて犯行を計画」「容疑者の犯行計画は史上まれに見る悪魔的な犯行だ」と死刑を求刑。
最終的に、未解決事件になることを目論んでいたスーラジには終身刑が言い渡された。
毒蛇を使用した犯罪で、殺人罪の有罪判決が下されたのはインドでも初とのこと。
こんなインドの怖い事件も…
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