インドの首都デリーで恐ろしい事件が発生した。
なんと裁判所に出廷してきたギャングのリーダーが、弁護士に変装していた2人の殺し屋によって、裁判所の中で射殺されてしまったのだ!!!
名門大学のエリートがギャングのボス
裁判所の中で射殺されたのは、デリーの中でも最も悪名高いギャングのボスとして知られる、ジテンダー・ゴーギ30歳。
殺人、殺人未遂、恐喝、拳銃などの不法所持、車の盗難、不動産の不正取得など、膨大な数の犯罪行為に関わったことで、警察が指名手配。2020年に隠れ家に潜伏していたところを逮捕され、現在は裁判中の身だった。
ただ、彼は生まれついての悪党だったわけではない。かつてのゴーギはインドの名門デリー大学に通う秀才で、人当たりも良く、犯罪とは無縁の人物で、将来を有望視されていた。
しかし、2010年に父親が亡くなると、ゴーギは大学をドロップアウト。次第にデリーの裏社会で犯罪行為に手を染めるようになり、ギャングとして頭角を現していった。
もともと頭の良かったゴーギは、自分が指揮するギャンググループを結成し、デリー周辺で恐喝や不動産の不正取得を繰り返し、大金を稼ぐようになった。
やがて、警察からも追われるようになったゴーギは、一方で、長年敵対関係にあるギャンググループからも命を狙われていた…
敵対するギャングが送り込んだ殺し屋
ゴーギと同じく、デリー大学出身のスニル・タジプリヤという男も、同時期にギャンググループを結成。双方のグループは長年に渡って敵対関係にあり、度重なる抗争で、それぞれのメンバーが10名ほど死亡している。
2020年にゴーギが警察に逮捕され、厳重な警備のもとで裁判が進められていたけれど、ライバルのスニルは復讐を諦めていなかった。
2021年9月24日金曜日…この日、デリーのロヒニ裁判所でゴーギの裁判が行われることを知ったスニルは、2人の殺し屋を送り込んだ。
弁護士に変装した2人の殺し屋は、裁判所でゴーギを待ち伏せ、到着するやいなや計6発の銃弾を打ち込んだ。
偶然、裁判所に居合わせた人が撮影した動画には、法廷に何発もの銃声が響き渡る瞬間が撮影されていた。
2人の殺し屋も、直後にゴーギの警備にあたっていた武装警察が射殺。裁判所の中で起きた予想外の襲撃で、3人もの死者が出てしまった。
こんな衝撃的な殺人事件も…
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