今から17年前に国際指名手配され、その後行方の分からなくなっていた殺し屋が思いもよらぬ場所で逮捕された。
なんと殺し屋は国外逃亡した後にレストランの腕利きピザ職人として働いていて、新聞に取り上げられるほど活躍していたのだ!!!
腕利きピザ職人の正体は指名手配中のマフィアの殺し屋
きっかけはフランスの地方新聞に掲載されていた、ピザ職人のインタビュー記事だった。
フランス中南東部の都市サン=テティエンヌにあるピッツェリアで絶品ピザを振る舞っているパオロ・ディミトリオという63歳のピザ職人のインタビューが掲載されていた。
このインタビュー記事と腕利きピザ職人パオロの顔写真が、世界各国の警察組織で構成されるインターポールの目に止まった。
「こいつは国際指名手配されてるイタリアンマフィアの殺し屋じゃないか…?」
[originalsc]
インターポールが疑いを強めたのは、17年前から国際指名手配されているイタリア人エドガルド・グレコ。
エドガルド・グレコはイタリアの四大マフィアの一つで、カラブリア州を拠点とするンドランゲタに所属する殺し屋。
1990年代の後半にライバル組織の構成員だったギャング兄弟を殺害し、遺体を酸で溶かして証拠隠滅した容疑がかけられたけれど逮捕前に逃亡。長く国際指名手配されていたが行方知れずとなっていた。
早速、インターポールとフランスの地元警察は協力して捜査を開始。疑惑のピザ職人パオロが働くピッツェリアに客として覆面捜査官を送り込み、彼が焼いたピザをコッソリ持ち帰った。
そして、ピザに付着していたDNAがを解析してみると…
[originalsc]
「逃亡者が裁きから逃れることは出来ない」
覆面捜査官が持ち帰ったピザに付着していたDNAを解析。すると、逃亡していたエドガルド・グレコのDNAと一致。
2023年2月2日、フランス警察はピザ職人パオロが国際指名手配中の殺し屋エドガルド・グレコだと断定して逮捕。
拘束されたエドガルドは「人違いだ!!」と主張したけれど、DNAが同一人物だと証明しているため聞く耳持ってもらえず…
インターポールの事務局長ユルゲン・ストックは、今回の逮捕を受けて「逃亡者が国外で静かな生活を送っていたとしても、永遠に裁きから逃れることは出来ない」とコメント。
つい最近も、メキシコでヨガ教室を主催していた男が、実は12年前から国際指名手配されていた殺人犯だったなんてニュースも報じられた。
実は、あなたの身の回りにも指名手配中の犯罪者が溶け込んでいるのかも…
[originalsc]
こんな本当にあった犯罪ニュースも!?
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