Netflixで配信がスタートした映画「ザ・ルースレス〜とあるマフィアの転落人生〜」は、1980年代のイタリアで暗躍した実在のマフィアを描いた作品。
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田舎の貧しい家庭に生まれた不良少年が、様々な悪事に手を染めながら、裏社会でのし上がっていく様子が描かれている。
Netflix映画「ルースレス」あらすじ
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1967年、カラブリア州の田舎で育ったサント・ルッソは、家族で引っ越した先のミラノで、羽振りよく稼ぐ裏社会の大人達を目の当たりにする。
元々、野心家のルッソは、バイクを窃盗した友人の巻き添えで少年院に収監されたことをきっかけに、裏社会で成り上がることを決意。
ミラノの街全体が空前の好景気だった1980年代に、ルッソは強盗、ヘロインの製造密売、マネーロンダリングで荒稼ぎし、邪魔者は容赦なく排除して勢力を拡大する。
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美しく従順な妻、可愛い子供たちと豪邸に暮らし、フランス出身のゴージャスな愛人と逢瀬を重ねる日々。
誰もが羨むほどの生活を手に入れたルッソだったが、積み重ねてきた悪行によって余裕を失っていく…
「ルースレス」見所
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タイトルのルースレスは「冷酷」の意味で、主人公のサント・ルッソのこと。
「死んで当然の奴らを葬ったまでだ」
ルッソは自分の行った殺人や犯罪を正当化して、欲しいものを何でも手に入れていくが、全てが金や暴力で解決できるわけではない。
自分の教養の無さ、妻への罪悪感、周囲から向けられる恨み辛み…
悪行の限りを尽くしたマフィアのルッソに共感することはないが、次第に同情が芽生えてしまう。
好き勝手に生きていくのも、やはり大変なようだ。
「ゴッドファーザー」のような重厚な作品ではないが、最後は晴れ晴れとした気持ちになれるお勧めの一作!!!
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