「誰も泊まれないホテル」があるのはオーストラリアの都市メルボルン郊外。
道路沿いにポツンと建つ純白のホテルイーストリンクは、立派なつくりに見えるけれど、宿泊客の予約は一切受け付けていません。それどころか、これまでにホテルイーストリンクへ泊まったことのある人はゼロ。
なぜホテルなのに誰も泊まれないのか…?
実は、このホテルは「ホテルの形をしたアート作品」だからなのです。
ホテルの形した巨大アートに宿泊希望者が困惑
2007年にホテルイーストリンクを作ったのは、メルボルン在住の芸術家カルム・モートン氏。
ちょうど道路沿いにあるため、駆け込みで宿泊希望の客が訪れることも多々あるけれど、入り口がないので中に入ることすら出来ません。
だってこれはホテルの形をしたアート作品。外観だけなので最初から客室なんて作ってないし、宿泊客をもてなすスタッフなんて働いていません。
夜になると客室に誰か泊まっているように照明が点灯するけれど、それも形だけ。ホテルイーストリンクの中には常に誰もいません。
なぜモートン氏は、こんな紛らわしい上にお金にもならないものを作ったのでしょうか?
「変な場所に変わったものを置くのが面白いんですよ。それが人々のアートに対する考え方を変えるんです」
皆さん理解できました…?
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