食糧危機や温暖化対策を考えるなら、人間は肉食を止めるべきらしい。けれど、肉料理の美味しさを知ってしまった人間は、簡単には肉食を断ち切れない。
そこで、植物由来の合成肉が注目され、開発競争が激化しているのは皆さんも御存知の通り。
そんな中、スウェーデンの企業Oumph社は、意外過ぎる合成肉の開発に成功した。
それが、植物由来の成分だけを使った「合成人肉」だ!!!
人肉風味の合成肉が誕生
「人肉味のハンバーガー」と聞くと、凄惨な事件を連想してしまうけれど、スウェーデンのOumph社が開発した合成人肉は事件性ゼロ。
それどころか、植物由来の成分だけを使っているので、ヴィーガンの人でも食べることが可能。
大豆、マッシュルーム、小麦タンパク質、植物ベースの脂肪、様々な種類のスパイスを配合して、人肉の食感や風味を再現したそうだ。
人肉ハンバーガー広告がカンヌ受賞
もともとはハロウィン向けのブラックジョークとして開発されたもので、ストックホルムで試験的に販売され話題となった。
Oumph社によれば、合成人肉を開発した狙いは「植物由来の成分で、あらゆる肉の味を再現できると、消費者を納得させるため」とのこと。
確かに、植物由来の成分で人肉が再現できるなら、牛肉や豚肉はハードルが低そうだ。
植物由来なのでヴィーガンでも食べれる合成人肉のCMは、カンヌで広告賞を受賞するほど称賛された。
Oumph社の創業者アンダース・リンデン氏は次のようにコメント。
「バーガー用の合成人肉の開発はエキサイティングで、ちょっと恐ろしくもありました。広告キャンペーンがカンヌで認められたことも驚きです。植物由来の成分で、あらゆる食品を再現できることを示したかったんです」
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