オリガルヒと呼ばれる新興財閥の幹部の怪死事件が相次ぐなど、不穏な事件、事故があとを絶たないロシアで、これまた謎めいた事件が発生した。
ロシア南西部カルーガ州にある小さな町ベロウソヴォで、集団中毒事件が2日連続で発生。
生徒や教職員が体調不良を訴え、次々に病院へ搬送される異常事態となり、警察も捜査を開始した。
毒香水で集団中毒事件発生!?
小さな町の学校で発生した集団中毒事件。最初のきっかけは1人の女子生徒が学校へ持ち込んだ、小さな瓶に入った香水だった…
女子生徒が教室の中でシュッと香水を振り撒くと、近くにいたクラスメートや教職員に次々と異変が生じた。
耳や目に痛みを訴え、激しい嘔吐や頭痛に襲われたのだ。
すぐに学校へ救急隊が駆けつけ、17人の生徒と5人の教職員が病院へ搬送。そのまま入院することとなった。
地元警察が原因究明に向けて捜査を開始したのだが、奇妙なことに、翌日にも同じ学校で同じような集団中毒事件が発生した。
2日連続で集団中毒事件
前日の事件とは関係のない別の生徒が学校に持ち込んできた液体を熱したところ、体調不良を訴えて5人が病院へ搬送されたのだ。
警察は現場に遺されていた謎の液体を研究機関に送って調査を依頼。成分の解析を急いでいる。
化学物質に詳しい専門家によれば「安物の香水によく入れられる酢酸ベンジルを大量に摂取すると、今回の中毒事件と同じような症状を引き起こすことがあります。酢酸ベンジルは香水の消費期限を伸ばすため、そして香水の製造コストを下げるために使用されます」とのこと。
調査は始まったばかりで、詳しいことは分かっていない。2日連続で発生した集団中毒事件は、不幸な偶然だったのか?それとも悪意を持つ何者かの計画によって引き起こされたのか…?
こんな本当にあった怖い話も…
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