世界一の称号を得るためのギネス記録には「1分間で@@する」など短期勝負もありますが、体力の続く限り続行する長時間チャレンジにも世界中の特技自慢達が挑戦しています。
そんな長時間チャレンジの中でも、挑戦を考えただけでダルくなるのが、2012年にインド人の歌手スニル・ワグマーさんが樹立した「105時間連続で歌い続ける」というギネス記録。
ひとりカラオケ5日間ぶっ通しでギネス記録
普通の人なら、ひとりカラオケ1時間でも喉がしんどくなったりするものですが、インド人のスニルさんは5日間眠ること無く歌い続け、前人未到の大記録を打ち立てたのです。
この偉大な記録を塗り替えようと立ち上がったのが、ドミニカ共和国のアーティスト、カルロス・シルバーさん。
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実は、カルロスさんは2016年にも熱唱マラソンに挑戦したんですが、敢え無く失敗。
リベンジに燃えるカルロスさんは、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの公園に特設ステージを組んでチャレンジ。
コチラは、先日行われたチャレンジの様子。
応援に駆けつけた人達の前で、カルロスさんは5日かけてひとりカラオケ5000曲も熱唱。
挑戦開始からの時間経過を知らせるデジタル時計は106時間を超え、カルロスさんは見事にギネス記録を塗り替えた!!!!!!!!!
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と思われたのですが、挑戦に立ち会っていたギネスの見届人から物言いがついて「失格」となってしまったのです…
休憩長すぎて失格
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106時間ひとりカラオケを歌いきったと思われたカルロスさんですが…
「休憩が規定の時間より長かったので失格」
と、ギネスの見届人はチャレンジ成功を認めず「挑戦失格」判定。
実は、この連続歌唱チャレンジには「休憩時間は曲と曲の合間の30秒だけ」とルールが定められていたんですが、カルロスさんは途中で「最長2分」もの休憩をとっていたことが判明。
休憩の様子は動画でも残されていたので、カルロスさんは2分休憩を認めつつも…
「でもさ、俺は休憩を取らないで間髪入れずに次の曲を歌うこともあったから、たまに長い休憩をとってもよくない…?
俺は記録より6420秒長く歌ってたんだぜ?
休憩が30秒を超えたからって認められないのは、あんまりじゃないか…俺はアンドロイドじゃなくて人間なんだよ!!!」
と抗議してみたんですが、これは認められず。
結局、106時間の熱唱は徒労に終わってしまったのです。
ギネスを訴えてやる!!!!!
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チャレンジ失敗に納得の行かないカルロスさんは、近々、ギネスを相手取って裁判を起こそうと考えているとか。
「俺はギネスの見届人を招くため150万ペソ(約330万円)払ってるんだ。それなのに心無い判定をされるなんて酷い…」
一度ルールを曲げちゃえば何でもありになってしまうので、判定が覆ることはないと思うんですが、未練の残るカルロスさんは106時間の挑戦中に「脳みその中で50回電流が走った」「2回心臓発作がおこった」「チャレンジを中止させたくなかったから途中で言わなかったけど」「喉が潰れて、もう歌えない」と、後付けっぽく告白。
鉄の声帯を持つ喉自慢の人は、カルロスさんの無念を晴らすためにも、カラオケマラソンのギネス記録にチャレンジよろしくお願いします!
こんなギネス記録の話題も!!!
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