これは本当にあった恐怖のストーカー事件。
ネットだけの関係だったはずの男が、知らない間に自宅の屋根裏に忍び込んできて…
自宅の屋根裏から不審者を発見
ペンシルベニア州の一軒家で一人暮らしをしている女性Aさんは、自宅のどこからか人の声を聞いた。
自宅にいるのは自分一人のはずなのに…
恐ろしくなったAさんは警察に通報。駆けつけた警察官がAさんの自宅を捜索すると、恐るべき事実が発覚した。
なんと、Aさんの自宅の屋根裏で男が息を潜めていたのだ!!!
警察は住居不法侵入の現行犯で19歳のマウリシオ・ゲレロを逮捕した。
ネットモデルに恋した男
実はAさんは、課金制のファンクラブサイト「オンリーファンズ」で画像や動画を公開していた。
逮捕されたマウリシオ・ゲレロは、2021年頃にオンリーファンズでAさんを知り、有料のチャットで会話をするようになると、やがて「僕とAさんは恋人関係だ」と妄想を抱くようになる。
Aさんにとってマウリシオは金払いの良い客の一人でしかなかったけれど「彼女は僕にストーキングされるのを望んでいる」と身勝手な妄想を膨らませていった。
有料チャットでのやり取りを重ねる中で、マウリシオは「プレゼントを買ってあげる」とAさんに持ちかけ、発送先の住所を聞き出した。
そしてしばらくして、マウリシオはAさんの自宅を突撃訪問。ネット上だけの関係だったはずの男がいきなりやって来たので、Aさんは恐怖。面会を拒否したけれど、マウリシオは何度もAさんの家にやって来た。
そしてマウリシオのストーカー行為は更にエスカレートしていく…
ストーカーが屋根裏に侵入
やがてマウリシオはAさんの自宅近くに物件を賃貸。Aさんが外出するのを見計らって、彼女の家に不法侵入を繰り返すようになった。
「これは彼女が望んでいること」「彼女は盗撮されるのを望んでいる」
などと勝手に思い込み、何度も屋根裏部屋に忍び込んで、帰宅後の彼女の生活を隠し撮りしていた。
結局、警察に逮捕されたマウリシオは住居不法侵入やプライバシー侵害などの罪で起訴。
最長で懲役15年の実刑判決が言い渡される可能性もあるとのこと。