インドやミャンマーと国境を接するバングラデシュでは、2021年7月現在、新型コロナウイルスの新規感染者が1日1万人近く出てしまい、外出制限の徹底が呼びかけられている。
にも関わらず、大勢の人達が「ある珍しい動物」を見物しに連日大集合している。
その動物とは、大きさは僅か50cmしかない「世界最小のミニ牛」だ。
世界一小さい50cmのミニ牛
こちらの「ラニ」と名付けられた白い牛は体高が僅か50cm(足元から背中まで)ほどしかないけれど、生まれたばかりの子牛でもない。すでに生後23ヶ月が経過している。
日本で飼育されている牛は、平均して生後10ヶ月の頃には体重が290kgを超える。しかしバングラデシュで注目を集める牛ラニは、全く大きくならないのだ。
バングラデシュ政府の主任獣医サジドゥル・イスラム氏によれば「近親交配による遺伝的欠陥が原因だと思われます。これ以上、大きくなることはないでしょう」との見解。
2021年7月7日に地元のテレビや新聞がラニのことが報じると、バングラデシュの首都ダッカから30km離れた牧場まで、3日間で15,000人もの見物人が詰めかけ、コロナウイルスそっちのけで記念撮影を楽しんでいる。
世界一小さな牛ギネス記録申請中
ラニの飼い主ハッサン・ホウラダー氏は「こんなに注目を集めるとは思っていませんでした。コロナウイルスの状況が悪化している中で、これだけ大勢の人が来るとは…。正直に言うと、かなり疲れました」と若干うんざり気味。
ただ、ハッサン氏は最小の牛候補として、ラニをギネス・ワールド・レコーズに申請中。
現在「世界一小さな牛」に関しては、インドのケララ州で誕生したマキャムという名の牛が61.1cmを記録。バングラデシュの小さな牛が世界一に認められる日は近い!!!
こんな世界レベルの動物も!?
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