インドネシアの首都ジャカルタの動物園で飼育されている希少な生物が、新型コロナウイルスに感染してしまった。
インドネシアのスマトラ島にしか生息していないスマトラタイガーだ。
[originalsc]
絶滅危惧種スマトラタイガー2頭が新型コロナに感染
インドネシアでは、2021年6月から新型コロナウイルスの感染が急拡大。防止策としてジャカルタの動物園も閉鎖されていた。
しかし7月9日、動物園で飼育されているスマトラタイガーのティノ(9歳)に異変が現れた。
息切れ、クシャミ、鼻水などの症状が出て、食欲もガタ落ち。明らかに体長が悪化していた。
それから2日後、同じ環境で飼育されていた12歳のハリも、ティノと同じ症状を発症。
2頭の検査を行ってみると、案の定、新型コロナウイルスに感染していることが判明した。
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スマトラタイガーの新型コロナ治療
スマトラタイガーは、インドネシアの国家プロジェクトとして保護している希少種。
森林伐採や密猟の影響で、野生のスマトラタイガーは400頭以下まで減少していると言われているので、今回の新型コロナウイルス感染の治療には、複数のベテラン獣医やジャカルタ公園林業庁の職員も参加。
個別の檻に移され、抗生物質、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、マルチビタミンなどが投与された。
手厚い看護もあって、スマトラタイガーのティノとハリは、新型コロナウイルス陽性確認から約10日後に症状が回復。食欲も元に戻ったとのこと。
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