ドイツのベルリンに住むミケーレ・コブケさん29歳が運命の彼と出会ったのは今から5年前。
地元のテーゲル空港で目撃した彼に一目ボレしてしまったそうです。
その愛しの彼がコチラ…

Photo|mirror.co.uk
なんと、ミケーレさんが恋をしたのはボーイング社の737ジェット旅客機だったのです!!!!!!!!!
初恋相手はジェット旅客機
「愛車」と言うほどなので、大の車好きが自分の車に愛しさを感じてしまうのは、それほど珍しくないことでしょう。
ですが、ミケーレさんがボーイング737に抱いているのは疑似恋愛ではなくガチンコの恋愛感情。
「2013年11月に旅行した時、私はボーイング737のステキな翼に恋をしました。その後、飛行機の写真や動画を見るたびに胸がドキドキ。私は彼に合うためだけに飛行機に乗るようになりました」
ミケーレさんはボーイング737を「シャッツ」と名付け、男女の交際を開始したそうです。
「人間の男性と最後に付き合ったのは2011年ですが、本当に彼の事を愛していたわけではありません。私にとっての初恋がシャッツで、皆さんが想像しうる最高の恋愛関係なんです」
ただ、どれだけ旅客機のシャッツを愛していても、一緒にいられるのは飛行機に乗っているときだけ。それでは寂しすぎるので、ミケーレさんは全長1.6mあるボーイング737のレプリカを購入。
自宅での同棲生活をスタートさせ、毎晩ベッドを共にしているそうです。
物に恋するオブジェクトフィリア

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ミケーレさんのように、人間ではなく無機物に対して恋愛感情を抱くセクシャリティは「オブジェクトフィリア」とも呼ばれ、無機物が魂や知性、感情を持ち、コミュニケーションをとることも可能だと考えます。
出会いから5年かけて、じっくり愛を育んできたミケーレさんは、人間と飛行機の垣根を文字通り飛び越えて、近々、結婚を考えていると言う。
「セラピーを受けるべきだと言う悲観的なアドバイスも貰いますが、この愛は本物なんです。私はシャッツと結婚して、格納庫で結婚生活を送りたいと考えています。特別なタイプの恋愛ですが、誰かに害を与えるわけでないですからね」
婚活に行き詰まっている方々も、人間以外の選択肢に目を向けてみては、いかがでしょうか?