「ショーシャンクの空に」や「パピヨン」など、刑務所からの脱出、いわゆる「脱獄」を題材にした名作は数多く存在しています。
が、実際の脱獄は映画になるようなクールな成功例ばかりじゃない。
つい先日、ブラジル中部に位置するセレス刑務で脱獄事件が発生しました。
が、この脱獄事件は、あまりにも残念な形で失敗に終わってしまいました…
脱獄大失敗!刑務所の壁にハマって出れなくなった受刑者
ブラジルのセレス刑務所で脱獄事件が発生したのは、2022年11月16日の深夜。
男の痛がる叫び声が聞こえてきたので、当直の看守が声のする方へ駆けつけると…
壁からニョキっと飛び出したスキンヘッドの男を発見!!!!
普通ならありえない状況ですが、ここは刑務所なので考えられるのは脱獄しかありません。
壁からニョキっと飛び出していたのは、受刑者のラファエル・ヴァラダオ28歳。体重は約100kg。
刑務所の安倍に抜け穴をこじ開けて、そこから脱出を試みたんですが、メタボ気味の腹が引っかかって、身動き取れなくなってしまったのです。
しかも、間抜けな脱獄未遂犯は、脱出用の抜け穴から出ようとして負傷したらしく、間抜けな体勢で「痛い痛い」と喚き散らしている。
「ラファエル受刑者は窃盗容疑で収監されていました。背も高くて体格も良い受刑者は、自分の腹を過小評価してみたいです」
続々と集まってきた看守たちは、脱獄未遂に怒り出すどころか爆笑しながら記念撮影。
教訓「脱獄前にはダイエットしておこう」
その後、セレス刑務所には消防隊が駆けつけて、壁にハマった間抜けな受刑者を救出。
あまりにラファエル受刑者が痛がるので検査したところ、肋骨が骨折していたことが発覚。警察に付き添われながら病院へ搬送されたそうです。
ガタイの良い身体は喧嘩には役立つけれど、脱獄には不向きだったようなので、皆さんも脱獄を実行する前には、ダイエットしておきましょう!!!
こんな刑務所に関する仰天ニュースも!?
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