イギリスで開催されるオークションに出品予定の「壊れた懐中時計」が注目を集めています。
金メッキの古い懐中時計は、ガラスの部分がヒビ割れていて、長針も短針も折れてしまっていて、価値があるようには見えません。
ただ、こんなにボロボロなのには理由があります。
なんと、この懐中時計は1912年にタイタニック号が氷山に衝突して沈んだ時に犠牲者の一人が所持していた遺品。客船が傾いて沈没する際に壊れてしまった歴史的な価値のあるお宝なのです。
タイタニック沈没の時に壊れた懐中時計
金メッキの懐中時計を所持していたのは、アメリカのバージニア州出身オスカー・ウッディさん。
ウッディさんは、タイタニック号がイギリスからニューヨークへ届ける郵便物を船内で仕分ける郵便係として乗船。豪華客船の中で40万通の手紙の仕分けに追われていたとか。
しかし、航海中の1912年4月14日にタイタニック号は氷山と衝突。
ウッディさんと同僚は郵便物を甲板の上に運び出そうとしていたようですが、タイタニック号は沈没してしまい、彼も帰らぬ人に…
タイタニック号沈没事故から10日後に、ウッディさんの遺体が回収され、彼の所持していたものは全て遺族に返還されたんですが、その遺品の中に、壊れた懐中時計があったのです。
やがて遺族の手からも離れた懐中時計は所有者を転々として、現在はタイタニック関連グッズのコレクターが所有。
そのコレクターが手放すということで、今回のオークションに出品されることが決定。
オークション主催者は「すでにタイタニックの懐中時計には、多くの関心が寄せられています。近年、オークションに出品されたタイタニック関連のアイテムの中でも、最も象徴的で重要な逸品です」とコメント。
果たして、映画ファンからも注目の集まるタイタニック号のお宝は、いくらで落札されるのでしょうか…?
こんな歴史的な価値のあるお宝も!?
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