イギリス最大手のプリンター販売代理店「プリンターランド」は、潔癖症が震え上がる調査結果を発表しました…
それが「オフィスのデスク周りで細菌がどんだけ繁殖してるか?」調査。
デスクの細菌繁殖数ランキング
毎日使ってるデスクは、キレイにしていても目に見えない細菌が繁殖するそうで、プリンターランドが平均的なイギリス人オフィスワーカーのデスク上に繁殖してる細菌の数を視覚化したのがコチラ。
1平方インチ(2.54cm)あたりの細菌の数ランキングは…
1位 電話 25,127
2位 デスクの表面 20,961
3位 キーボード 3,295
4位 マウス 1,746
4位 マグカップ 1,746
何と、最も細菌が繁殖しているのは電話。
ショックなのは、同様に便座を検査したところ細菌の数は127と圧倒的に少ないと言う事実。
「じゃあ何?トイレで仕事する方が清潔だって言うわけ!?ランチはトイレで食べろってか!?」
と発狂する気持ちもわかりますが、細菌の繁殖を防ぐためには、除菌ティッシュなどで定期的にデスクを掃除するのが効果的なんだそうです。
さもないとコバクテル・ピロリ(ピロリ菌)、黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌などタチの悪い細菌が繁殖。
これらの細菌は、腹痛や下痢、嘔吐を引き起こす以外にも、吹き出物などの皮膚感染を起こすことも…
イギリスのオフィスで働く人の3分の2が、デスク周りに繁殖した細菌によって、何らかの病気の危険に直面している可能性があるとのこと。
衝撃ついでに、職場で共有する給湯室周りの平均的な細菌の調査結果も、お伝えしておきます。
デスクと同じく1平方インチ(2.54cm)あたりの細菌の数は…
1位 ポットの取っ手 2,483
2位 シンクの表面 1,676
3位 冷蔵庫の取っ手 1,592
4位 蛇口 1,331
5位 収納棚の取っ手 948
職場の同僚達がベタベタ触る、取っ手部分などは容赦なく細菌が繁殖している可能性が高いので、潔癖症の人は要注意。
さらに、掃除に関する意識調査では、掃除嫌いな職種も明らかに…
最も掃除嫌いな職種は…
さらに、プリンターランドがオフィスで働く1000人を対象に行なった「職場での掃除に関する意識調査」では、「デスクの清掃に関するガイドラインを守っている」と答えたのは全体の3分の1だけ。
10分の1は「全く掃除しない」と回答。
最も掃除に対する意識が低かったのは「営業職」と「マーケティング」だったそうで、5分の1は「掃除するのは月に1度」と答えたそうです。
調査を行ったプリンターランドのキャサリン・バンナンさんは「便座よりもデスクに細菌が多いとは衝撃的でした。これで、定期的に掃除をすることの重要性を理解していただけると思います」とコメント。
あくまで、これは生活環境や国民性の違うイギリス人の職場の話。
キレイ好きでDNAに「除菌」が組み込まれてる日本人の職場なら、きっと大丈夫…ですよね?