今、カンボジアで生後5ヶ月の子牛に大きな注目が集まっているそうです。
遠方から、わざわざ会いに来る人までいる子牛……実は、ある男性の生まれ変わりなんだそうです!!!
牛と生活する未亡人
Photo|YouTube
今から1年前、カンボジアのクラチェ州に暮らす74歳のキム・ハンさんは、長年連れ添った最愛の夫トル・クートさんに先立たれてしまいました。
夫の死を引きずって悲しみに暮れる日々を過ごしていたキムさんですが、今年に入って運命の出会いが訪れます。
それは、生まれたばかりの一匹の子牛。
その子牛はキムさんになついて、髪や首、口をペロペロ。
するとキムさんはひらめいたそうです…
「この子牛は亡くなった夫の生まれ変わりなのではないか?」
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自分の考えは正しいのか、キムさんは霊能者に子牛を診てもらうと「子牛の中にはトル・クートさんの魂が入っています」と、まさかのビンゴ!!!
衝撃の事実が明らかになってから、キムさんは自宅の中で夫が輪廻転生して生まれ変わった子牛と共同生活をスタートさせたのです。
カンボジアで1番有名な子牛
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現在、キムさんは自宅に子牛をあげて子供たちと一緒に世話をしながら暮らしています。
生後5ヶ月の子牛は、亡くなったトルさんが生前に使用していた部屋で一日の大半を過ごし、夜になるとトルさんが愛用していたベッドと枕を使って眠るそうです。
この奇妙な生活がメディアに取り上げられると、キムさんちの子牛はカンボジア国内で話題沸騰。
人々は、口々に子牛のことを噂し、個の目で実物を見ようと、キムさんの家までわざわざ遠征してくる人も少なくないそうです。
SNSで子牛の存在を知って、キムさんの家までやってきた男性は「家の中で子牛が生活してるなんて珍しいよね。ひと目見たくなっちゃってね」と、芸能人にでも会いに来たようなテンションの上がりっぷり。
しかし、キムさんも74歳と高齢なので、これから先のことも色々と考えているようで…
「私は、一生をかけて彼の世話を続けます。
もし私の身に何かあったら、代わりに世話を続けてもらうよう、子供たちとも約束しました。
子牛も死んだら人間のように埋葬してほしいとね」
信じる者は救われるってことで、キムさんとトルさんの愛に水を差すような野暮なことは言いっこなしでお願いしますよ!!