興味本位で違法薬物を接種すると、命を落としてしまうこともある。
現在、スコットランドでは奇妙な形をした錠剤麻薬に関して警察が捜査を行っている。
それがコチラの…
ドナルド・トランプの顔面を象った薬物MDMA、エクスタシーの錠剤だ。
ドナルド・トランプ型麻薬で死亡事故頻発!?
事件が起きたのは2023年の8月。スコットランドの都市グラスゴーのクラブで開催されていたダンスイベントに参加していた18歳の青年スコット・アリソンとマーカス・ディックが突然体調を崩し、揃って死亡してしまった。
また、2024年1月2日にグラスゴーの同じクラブで開催されたイベントでも、18歳の少女が死亡。
3名に共通していたのは、亡くなる直前にドナルド・トランプ型MDMAを服用していたことだ。
MDMAは通常では有り得ないほどの高揚感、多幸感を得ることが出来るため、クラブイベントの相性が良い。けれど強い不安や精神錯乱、肝不全や腎不全、心不全を引き起こし死亡してしまう可能性もある。
トランプ型MDMAは2017年頃から流通するようになったと言われていて、以前から問題が指摘されていた。もちろん、この件にドナルド・トランプ本人は全く関係がない。麻薬密造業者に勝手に利用されてしまっているだけ。
見た目が面白いため、亡くなった若者たちは興味本位でパクっと服用してしまったのかもしれないけれど、通常のMDMAはと比較して非常に強力とのこと。
若者の薬物死亡事故が相次ぐ…
現在、スコットランドでは薬物による死亡事故が深刻化していて、ヨーロッパの中でも最悪レベル。ヘロインやコカイン、MDMAによって多くの若者が命を落としている。
若者の興味を引くように、あえてTwitterやNetflixのロゴに似せた形のMDMAも出回っているそうだ。
ドナルド・トランプ型MDMAは死亡事故に関してはスコットランド警察、地元議会、クラブが連携して捜査を進めている。