ある日のこと…中国山東省に暮らすリンさんが息子と海辺を散歩していると、一つの石に目が止まったそうです。
最初はただの黒い石だと思ったそうですが、よく見ると黒に茶と白が複雑に混ざり合って面白い模様を描いていました。
「お父さん、これパンダに見えない?」
息子に言われてみれば、確かに石の模様は横を向いたパンダそっくりで、笹のようなものも持っています。
「もしかすると、この石はとんでもない価値があるのかもしれない…」
趣味で骨董品を集めているリンさんは、パンダ石には凄い価値があるかもと考え、自宅へと持ち帰ったそうです。
パンダ石にコレクターが殺到!?
リンさんが拾ったパンダ石は噂が噂を呼んで、遠方から珍しい石や宝石のコレクターが見学にやって来るほど話題となりました。
多くの人が自然の作り上げた見事なパンダに驚嘆し、ある金持ち実業家は「100万元(約2000万円)で売ってくれないか!?」と持ちかけたそうですが、悩んだ末にリンさんはお断りしたそうです。
リンさんは、このパンダ石の本当の価値が知りたかったので、中国で放送されている「なんでも鑑定団」的なお宝鑑定番組に出演。
そこで石の鑑定家に見てもらったところ、パンダ石にとんでもない価値があることが判明しました!!!