ある日のこと…中国山東省に暮らすリンさんが息子と海辺を散歩していると、一つの石に目が止まったそうです。
最初はただの黒い石だと思ったそうですが、よく見ると黒に茶と白が複雑に混ざり合って面白い模様を描いていました。
「お父さん、これパンダに見えない?」
息子に言われてみれば、確かに石の模様は横を向いたパンダそっくりで、笹のようなものも持っています。
「もしかすると、この石はとんでもない価値があるのかもしれない…」
趣味で骨董品を集めているリンさんは、パンダ石には凄い価値があるかもと考え、自宅へと持ち帰ったそうです。
パンダ石にコレクターが殺到!?
リンさんが拾ったパンダ石は噂が噂を呼んで、遠方から珍しい石や宝石のコレクターが見学にやって来るほど話題となりました。
多くの人が自然の作り上げた見事なパンダに驚嘆し、ある金持ち実業家は「100万元(約2000万円)で売ってくれないか!?」と持ちかけたそうですが、悩んだ末にリンさんはお断りしたそうです。
リンさんは、このパンダ石の本当の価値が知りたかったので、中国で放送されている「なんでも鑑定団」的なお宝鑑定番組に出演。
そこで石の鑑定家に見てもらったところ、パンダ石にとんでもない価値があることが判明しました!!!
パンダ石の鑑定額は20億円!?
「この石は信じられないほど貴重です!!少なく見積もっても1億元以上の価値があります」
鑑定士も驚いたパンダ石の鑑定額は1億元、つまり日本円で20億円以上。
たまたま海辺で発見した石は、博物館級のとんでもないお宝だったのです。このパンダ石を売れば、家族は何不自由なく暮らしていけるんですが、悩んだ末にリンさんは売却しないことを決断。
パンダ石との運命の出会いを大切にして、自分の手元に置いておくとのこと。
皆さんも散歩の途中で石を見つけたら、珍しい模様がないか確認してみてください。
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