今年の夏はヤバいほどの猛暑で毎日うんざり…
北半球の各国でも、気温上昇に伴う異常気象が観測されていますが、さらに夏場は皆さんの身近に危険が迫ってくる可能性も…
なんと最新の統計によれば「統計的に夏場は犯罪件数が爆発的に増加する」とのこと。
季節と犯罪件数の因果関係とは!?
猛暑で犯罪件数急上昇!!!
近年、イギリスの夏は過去の記録を塗り替えるほど暑く、日本よりもマシですが連日30℃を超える日が続いています。
少年犯罪の研究を行っているパトリック・グリーン氏は、夏場の犯罪件数増加に警笛を鳴らしています…
「夏は傷害、殺人事件の増加が懸念されます。学校が夏休みになり、ストリートに若者が増えると、揉め事も多くなります。
また、天気がよく日照時間が長いと、犯罪を犯す可能性を秘めた人たちの外出も増えます。それが犯罪件数の増加に繋がるのです」
つまり、昼間が短くて寒い冬より、夏の方がヤバいひとたちの動きが活発化するんだとか。
実際、2017年のイギリスでは、夏の時期に発生した犯罪件数が冬の時期よりも7万件多かったそうです。
公式発表されている犯罪件数の統計によれば、去年の夏におきた強姦事件は2000件で、発生率は9%上昇。
傷害事件は22,000件で8%上昇。
そして最も発生率の増えたのが自転車の盗難で25%上昇。
政治家のフィリップ・デイビスは次のようにコメント。
「冬の間に行動を控えていた犯罪者が、夏になるとアクションを起こしやすくなる。窓やドアを開けている人が多いので、泥棒にとっては好都合。夏の時期の犯罪の変化を警察は業務に反映させるべきだ」
あくまでも、今回ご紹介したのはイギリスのケース。
外でフラフラしてたら危険なほど暑い日本では、犯罪者予備軍も出歩きたくないと思うのですが…