かつて世界の麻薬市場を牛耳った男の兄弟がスマホ開発に参入していた!!!
Netflixのドラマ「ナルコス」で激動の人生が描かれたコロンビア伝説の麻薬王パブロ・エスコバルは、80年代に麻薬密売組織メデジン・カルテルのトップに君臨。
世界のコカイン市場の80%を牛耳って、年間250億ドルもの利益を上げ、巨万の富を手に入れた。
しかし、コロンビア政府やアメリカの諜報機関に追い詰められ、1993年に警察との銃撃戦によって44歳で他界…
麻薬王の兄弟が折りたたみスマホ発売
このパブロ・エスコバルとメデジンカルテルを立ち上げ、会計を担当していたのが、実の兄弟ロベルト・エスコバル氏。
かつては世界トップの麻薬密売組織の中枢にいたロベルト氏は、その後、カルテルを離れてエスコバル社を設立。
そしてなんと、エスコバル社は世界中から注目が集まっている「折りたたみスマートフォン」を独自に開発し、超低価格で発売を開始したのだ!!!
超低価格コスパ最強スマホ「エスコバル・フォールド1」
ロベルト氏のエスコバル社が発表したのは、独自の折りたたみスマホ「エスコバル・フォールド1」。
エスコバル社が独自にアメリカで設計して香港で製造。
CPUにはQualcomm Snapdragon 8シリーズを搭載し、OSはAndroid9.0。
本体に特殊なプラスチックを使用して、折りたたみスマホの課題となっている「壊れやすさ」を克服していると言う。
背面もゴールドピッカピカで、いかにもカルテルのギャングたちが好みそうなデザインだが、最も注目すべきは、エスコバル・フォールド1の価格。
日本円換算で約38000円程度の超低価格で販売を開始したのだ!!!
エスコバル・フォールド1が低価格を実現した理由を、ロベルト氏は次のように説明している。
「私は、世界に先駆けて折りたたみスマートフォンを開発しました。生産と販売を効率化して、他のメーカーよりもコストを低くすることに成功しました。今現在、エスコバル・フォールド1は世界で最高のスマートフォンです」
麻薬王の兄弟とAppleのスマホ戦争
エスコバル・フォールド1は発売に合わせて10万台を生産。
Samsungの折りたたみスマホと十分戦えると評判だが、ロベルト氏は打倒Appleに照準を絞っている。
「私は多くの人に打倒Appleを宣言してきました。349ドルの折りたたみスマホでAppleを打ち負かすのが、私の目標なんです」
果たして伝説の麻薬王の兄弟は、折りたたみスマホ戦争で覇権を握ることが出来るのか!?