南米のベネズエラではハイパーインフレが深刻な問題となっています。
経済政策がことごとく失敗して紙幣の価値もガンガン下がってしまい、金は持ってても何も買えない悲惨な状況…
お金が道端に落ちてても誰も拾わないほどで、近隣の国へ脱出を図る人も続出しています。
そんなドン詰まりな状況の中でも、商魂たくましく新ビジネスを考案する人もいるわけです。
ある男性は「価値を失った紙幣を編み込んでファッションアイテムへリメイク」することを考案。
これがベネズエラのストリートで、ちょっとした評判となってるそうで…
ハイパーインフレで新ビジネス始める人達
Photo|YouTube
ベネズエラで露店を開いて家族を養っていた25歳のウィルマー・ロジャスさんは、出口の見えないインフレ地獄の中で、新たなビジネスをスタートさせました。
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「紙幣を持っていたって何も買えないから、みんな平気で捨てているよ。新聞やノートには使いみちがあるのに、お金が使えないんだよ。使えないけど、投げ捨てるよりはマシな使いかたがないかと思ってね」
ロジャスさんはゴミクズ同然の紙幣を編み込んで、ファッションアイテムへリメイクすることに。
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バッグやサイフ、ハットに生まれかわったお札のファッションアイテムは、タバコや肉と物々交換出来るため、本来のお札よりも価値があるとか。
ストリートでは、ロジャスさんのリメイクアイテムが、ちょっとしたトレンドになり、真似する人も出始めてるそうです。
同じく紙幣をリメイクして新たな価値を生み出している人が他にも…