ディズニー映画「アナと雪の女王」が大ヒットして以来、オーストリアにある人口800人の小さな村ハルシュタットには、年間100万人の観光客が押し寄せています。
理由は、ハルシュタットの景観がアナ雪の世界とよく似ているから。
アナ雪ファンの観光客が多く訪れれば、それだけ地元の人たちも潤ってWin-Winかと思いきや、長年、静かに暮らしていた村人たちは自撮りではしゃぐ観光客にうんざり。
村は一丸となって観光客を減らすためのオーバーツーリズム対策に乗り出しているそうです!!!
「アナ雪」観光名所ハルシュタットとオーバーツーリズム
1997年にユネスコの世界遺産に登録された小さな村ハルシュタットは、湖沿いに歴史ある木造建築が立ち並び、冬になると一面の銀世界。
その景色が「アナと雪の女王のアレンデール王国みたいだ!!!」と話題になると、世界中から1日1万人もの観光客が殺到。
毎日、何台ものツアーバスが村にやって来て、そこら中で自撮りしたり、勝手にドローン撮影したり、村人の民家に入ってきてトイレを借りようとするヤバい人も少なくないそうです。
そのため、ハルシュタットに暮らす人達は「なんとか観光客を減らそう」と対策に乗り出した…