イギリスのオックスフォード大学で実験心理学を教えるチャールズ・スペンス教授は、食品会社と共同で斬新なアイテムを開発しました。
それがコチラ…
これは「ベーコンを焼いた時の香り」を放つ、腕に貼る用のシート…
タバコを我慢している人が腕に貼るニコチンパンチの肉バージョン、つまり「肉チンパッチ」なのであります!!!!
「肉チンパッチ」で肉食いたい欲求を解消
なぜ名門オックスフォード大学の教授が、こんな珍発明を手掛けたんでしょうか?
これは、肉食欲が抑えられず葛藤している人達を救うための発明品。
「研究によって、食べ物への欲求を香りで抑えることが出来ると明らかになりました。私達の嗅覚は味覚と強く結びついています。したがって、ベーコンなどの香りを嗅ぐことで、食べている行為を想像し、欲求が抑えられるのです」
チャールズ教授によれば、人間の心理は「味覚」「嗅覚」と密接に関係しているため、肉チンパッチを貼ることで「肉食べたい!!今すぐ肉食べたい!!!肉食べた過ぎて仕事なんかやってらんないよ!!!」といった欲求を解消できるそうです。
そして、この肉チンパッチは、現在世界中で急増している「ヴィーガン(絶対菜食主義者)」を目指す人達の心強い味方になるそうなんです。
ヴィーガン初心者の強い味方
世界初の発明となる肉チンパッチは「肉を食べたいけど食べれない人」に向けたもので、「肉食を断ってヴィーガン(絶対菜食主義者)になろうとしてる人」をターゲットにしています。
チャールズ教授と共同で開発を行った食品会社の広報担当者によれば…
「現在は植物をベースにした食生活をスタートさせるヴィーガンが増えているので、このパッチが肉食を控えている人達の助けになると確信しています。
ロンドン、リバプール、リーズなどイギリスの各都市で試験中ですが、将来的には多くの人に活用していただけるでしょう」
確かに、自分がヴィーガン生活を始めたらと想像すると、きっとステーキや焼き肉を食べたい欲求でストレスが爆発しそうになるのは目に見えています。
そんな時、肉チンパッチが本当に肉食欲を抑えてくれるなら非常に心強い。
ですが、肉チンパッチがニュースになると、その効果に疑問を投げかける人達も…
「ベーコンの匂いを嗅いじゃったら、もっとベーコン食べたくなるよね」
「一部の人には効果あるかもしれないけど、私には無理だな」