最新研究「錠剤の効き目を早めるなら右半身を下に横になろう」

「熱で辛い…」「頭痛が酷い…」

体調が悪い時に薬を飲んだなら、誰だって1分1秒でも早く薬が効いて欲しい。

錠剤の効き目を早めるなら右半身を下に横になる

そんな時に覚えておくと、役立つ研究結果が発表されました。

なんと、錠剤を飲んだ後に、体の右半身を下にして横になると薬が早く効いてくるそうなのです。

錠剤の効き目を早める研究「右半身を下に寝る」

世界屈指の医学部を有するジョンズ・ホプキンス大学のラジャ・ミッタル教授の研究チームは「最も薬の効き目が早い姿勢」について調査を行いました。

口から錠剤を飲んでも、ほとんどの場合は薬の成分が胃で溶けてから腸に排出されるまでは、効き目がないそうです。

それを踏まえて、研究チームは人間の姿勢と胃の動きの関係をコンピュータープログラムで再現。飲み込んだ錠剤が、どのように胃で溶けて腸に排出されるのかシュミレートしました。

多くの人は、直立の姿勢で錠剤を飲んで、効き目が現れるのを待っているはず。

ですが、右半身を下にして横になった方が、直立状態よりも早く錠剤が溶けるので、薬の効果が2〜3倍早く現れることが、明らかとなったそうです。

逆に、左半身を下に寝た状態だと、錠剤が溶けるのに右側の10倍ほど時間がかかるそうなので要注意。

なぜ左右の寝る姿勢で、こんなに違いが出るのか?

錠剤の効き目を早めるなら右半身を下に横になる

右半身を下にして寝ると、胃と腸を結ぶ幽門が下に来るので、錠剤は早く胃の奥まで到達して溶けて、薬の成分は腸に流れやすくなります。逆に左半身を下にしてしまうと、幽門は上になってしまい、錠剤は溶けにくく、腸に流れにくくなるのです。

ラジャ・ミッタル教授は、研究結果を踏まえて次のようにコメント。

「錠剤の種類によっても異なりますが、一般的な痛み止めならば、服用後は、右半身を下に30分ほど横になるのがベストです」

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