コーラ一気飲みはスカッとするけど、命を落とす危険もようだ…
その日、中国の北京は気温が特に暑かったらしい。
22歳の男性は喉の乾きを潤してクールダウンするため、よく冷えた1.5リットルのコカコーラをグビグビと一気に飲み干した。
この男性と同じように大量の炭酸を一気飲みしたことのある人は多いハズだけど、その数時間後に男性の体調は急激に悪化した。
激しい腹痛とお腹に大量のガスが溜まっているような膨満感…
耐え難いほどの痛みに襲われた男性は、コーラの一気飲みから6時間後に病院へ救急搬送された。
コーラの一気飲み後に死亡した男
男性には基礎疾患などの問題はなかったけれど、病院へ搬送された時点で心拍数は上昇、血圧は低く、呼吸も荒かった。
診察にあたった医師は、1.5Lコーラの炭酸ガスが適切に排出されず、男性の体内に蓄積してしまったことで、門脈と呼ばれる消化管を流れた血液が集まって肝臓に流れる部分の血管を圧迫。肝臓の酸素が欠乏して体調が悪化したと推察。
男性の体内に溜まっているガスを放出するための薬が投与され懸命な治療が続けられたが、男性の症状は更に悪化。
治療開始から18時間後に虚血性肝炎で亡くなってしまった。
こんなニュースを聞くと炭酸飲料を飲むのが怖くなってしまうけれど、イギリス人の教授は中国人男性が死亡した原因はコーラ以外にあるんじゃないかと指摘している…