ライブ配信で化粧品を販売するライブコマースで、一人の配信者が注目を集めています。
それは女子が憧れるような美しい女性ではなく…
なんと72歳のお爺さん!!!!!
難病の孫を救うためお爺さんがライブコマースの世界へ
ライブコマース先進国と言われる中国は、2025年には市場規模が40兆円を超えるとも言われ、人気配信者となれば高額報酬を得ることも可能。
そんな中国のライブコマースで注目を集めているスゥ・ユンチョンさん(72歳)は、もともと化粧品業界に携わっていたわけじゃありません。
きっかけは今から6年前…
ユンチョンさんの幼い孫シャオちゃんが「脊髄性筋萎縮症」と診断されました。
筋肉をコントロールする神経が弱っていく難病で、徐々に運動機能が低下して、最終的に死に至るケースも多い。
莫大な治療費を捻出するため、シャオちゃんの家族は自宅を売って借りれるだけ借金を重ねたけれど、それでもまだ足りない…
すでに年金暮らしだったユンチョンさんは、孫の命を救うために大金を稼ぐ手段はないかと調べた結果、たどり着いたのがライブコマースによる化粧品販売だったのです。
[originalsc]
お爺さんがメイクを一から勉強
化粧品に関する知識なんて全く無かったユンチョンさん。しかし孫のためなら、怖さも恥ずかしさもなかったそうです。
まずは片っ端から化粧品会社に連絡して「サンプル品を送ってほしい」とお願いしたけれど「高齢男性には…」と門前払い。
それでもめげないユンチョンさんは、街のコスメショップに直接行って、店員に化粧品の特徴や使い方を聞き出し知識を吸収。
ようやくライブコマースのスタートラインに立ったユンチョンさんは、満を持してライブ配信を開始。
すると、お爺さんの化粧品実演販売はすぐに話題となり、ユンチョンさんの知名度は徐々に上昇。報酬も得られるようになったんですが、今度はアンチに目をつけられ「金を稼ぐために同情を集めている」などと非難されるように。
そんなアンチコメントにも負けずユンチョンさんさんはライブ配信を継続。
孫のためにメイクを続けるお爺さんはニュースでも取り上げられるようになり、現在は多くのフォロワーから愛される存在へ。
「孫が普通の子供と同じように歩けるように慣れば、私も安心して引退できると思います」
口紅やマスカラ、ファンデーションを実際にお爺さんが使ってみて、視聴者に薦める姿は非常にシュール…でも、そこには可愛い孫への深い愛情があったのです。
こんな中国の仰天ニュースも!?
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